冷え症(冷え性) 対策

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こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院 院長の川添です。

当院では、「冷え」を自律神経失調症の根本的な原因として捉え、鍼灸でツボを刺激して体を温め、「冷え」を対処して自律神経を整える鍼灸施術を行っています。

来院されるお客様のうち、冷え感を訴える方がいます。

冷え症(冷え性)は、「冷えた感覚」を持たない程度の気温で、本人また他人が触れても「冷えた感覚」がある、なしに関わらず、本人の体の一部または全体が「冷えた感覚」に襲われ、日常生活を送るのにつらい症状のことをいいます。


冷え症(冷え性は)、西洋医学では、そもそも「冷え」という概念がありませんので治療の対象にならず、自律神経失調症により起こる一つのお客様の訴えとして捉え、ほとんど相手にされません。

東洋医学では、「冷えは万病の元」と言われるように「冷え」に対する概念があり、施術の対象として積極的に身体に働きかけます。
 
このページでは、冷え症に対して様々な対策について詳しくお伝えします。

 目次
1.体の熱を産生する 
 2.体に熱を取り入れて熱を巡らせる
 3.熱を逃がさない・奪われない
 4.その他の冷え性の対策
 5.当院の鍼灸施術について


1.体の熱を産生する

冷え症の対策で体の熱を産生することは基本です。熱の産生には、代謝を上げることが大切です。

代謝には、物質代謝とエネルギー代謝があり、エネルギー代謝には基礎代謝、活動代謝、食事熱誘導性熱代謝があります。

基礎代謝:目覚めた状態で14時間から18時間食事もせず、呼吸・循環・体温、蠕動運動、筋肉の緊張など、生体に必要な代謝のことです。

活動代謝:体を動かすことによってエネルギーを消費することです。

食事誘導性熱代謝:食物を摂取し、噛む、腸で消化吸収など生体の働きによってエネルギーが消費されることです。

この3つのエネルギー代謝を高めることによって熱を産出することができます。
           
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1.生活リズムを正す。

私たちの体は、昼間に活動し、夜は休むという一日リズム(サーカディアンリズム)が備わっています。それを無視することは、体内での熱を作り出すリズムが狂い、基礎代謝が低下して熱を作り出す効率が落ちます。

サーカディアンリズムは、私たちの血圧や、ホルモン分泌、自律神経、体温調節を整えてくれます。

まずは寝る時間、起きる時間をなるべく一定にして規則正しい生活リズムを作りましょう。

詳しい説明は以下のページを参考にしてください。
正しい生活リズムについて
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2.睡眠をしっかりとる。

睡眠の効果には、私たちの脳や体の疲労を回復する、ストレスを解消する、成長ホルモンの分泌を良くするなどが挙げられます。

成長ホルモンは成長を促すだけではなく、代謝を促進し、体の組織の修復や再生などを促します。

睡眠不足は、疲労を蓄積させ、ストレスを増大させ、基礎代謝が低下することで熱の産生が妨げられますので、しっかり睡眠はとりましょう。
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3.ストレスを対処する

ストレスには、温度、気圧、騒音、空気汚染などの外的ストレスと病気、怪我、家族の不幸、解雇、近所のトラブルなど内的ストレスがあります。

ストレスは、私たちの自律神経に影響を与え、体の緊張させる、弛緩させる働きを乱し基礎代謝を低下させ熱の産出を低下させ、熱の巡りを妨げます。

①腹式呼吸法

ストレスを軽減する1つの方法は、腹式呼吸法です。腹式呼吸は、胸腔と腹腔の境にある横隔膜という筋肉を意図的に緊張、弛緩させることで自律神経に働きかける呼吸法です。

呼吸は通常、意識しなくても自律神経の作用でコントロールしていますが、同時に意図的にコントロールできます。このように自律神経の作用でコントロールされている器官に意図的働きかけることのできるのは呼吸だけです。

腹式呼吸法は、肺に十分な酸素を供給し、腹腔にある内臓に圧力が加わり内臓の働きを活性化することで基礎代謝を高め熱の産生を促します。

詳しい説明は以下のページをご参考にしてください。
腹式呼吸について

②自律訓練法

自律訓練法は、ドイツの精神科医J・H・シュルツが考案したもので、自己暗示をかけて筋肉の緊張をやわらげ、神経や脳の働きを整える方法です。

「重たい」感じは筋肉の弛緩、「温かい」感じは、身体全体及び心の
弛緩として考えられています。自己暗示による弛緩により、各細胞の働きが活発になり、熱の産生を促し、熱の巡りを改善します。

詳しい説明は以下のページをご参考にしてください。
自律訓練法について

③筋弛緩法

筋弛緩法は、アメリカのジェイコブソンが提案したもので、自律神経のバランスを整える療法です。

意識的に体のどこかの筋肉を緊張さることで、気持ちも緊張状態を作り出します。その状態から一気に脱力・弛緩させることで、身体も心も緊張感から解放されます。

筋肉の緊張と弛緩により、熱の産出を促し、熱の巡りを改善します。

詳しい説明は以下のページをご参考にしてください。
筋弛緩法について

④ストレス管理

私たちは、生きている限りストレスから逃れることはできません。ストレスは病気をもたらす原因にもなりますし、また心の成長にもつながります。ストレスは、無駄な熱の産生を促したり、熱の巡りを悪化させることもあります。

私たちが抱えているストレスは何であるかを明確にすることでその管理ができます。

ストレス管理については、以下のページをご参考にしてください。

ストレス管理について
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4.運動をする

体の中で、熱が一番作られるのは、筋肉です。生理的に加齢によって筋肉の量は減りますが、運動不足により筋肉の量が減ることの方が、活動代謝の低下を招き、熱の産生に大きくダメージを与えてしまいます。

また、運動をすることで、老化の予防につながり、加齢による筋肉の量の低下による熱の産生の低下を防止することもできます。

運動で効率よく熱を産生するためには抗重力筋を鍛える事と、習慣化することが大切です。

抗重力筋とは、地球の重力に対して立った姿勢を保持する筋肉のことで抗重力筋は、背中とお腹の筋肉、お尻、足の筋肉です。私たちはこの筋肉を伸び縮みさせることで、多くの熱を産出しています。

激しい運動は一時的に熱を産生するには効率が良いのですが、年齢が高かくなるにつれて行うことが困難になり、習慣化することはなかなか大変です。それで、それほど激しい運動でもなく効率的に熱を作る運動を2つご紹介します。

①インターバル速歩

インターバル速歩は、早歩きとゆっくり歩きを数分間ごとに交互に行うウォーキング法です。

たとえば、2分早歩きしたら2分ゆっくり歩きをして、次に2分早歩きをします。そして一日、早歩きが合計15分以上、週4回以上続けます。

この運動法の利点は、早歩きの緊張と遅歩きの弛緩がリズムよく繰り返されることによって、自律神経に活力を与え、筋力、持久力が向上し、熱の産生力が高まります。

詳しいことは、以下のページを参考にしてください。
インターバル速歩について   

②インターバルスワイショウ

これは、私が勝手にネーミングしたものですが、回転のスワイショウと立禅を交互に行う運動法です。

スワイショウは、中国の気功体操の一つで、太極拳などの準備、整理運動で行われる体操で、回転のスワイショウは両手を胴体に巻き付けるように行う体操です。

立禅は、文字通り立って行う禅のようなもので、これも太極拳の準備整理運動で行われる体操です。

回転のスワイショウでは、左右片方ずつ重心を移動しながら、抗重力筋を鍛えます。立禅は、静止した状態で抗重力筋を鍛えます。

回転のスワイショウと立禅を同じ時間、交互に行います。たとえば、最初に回転のスワイショウを2分、次に立禅を2分行いこれを合計20分以上行います。

動的な回転のスワイショウと静的な立禅との組み合わせで、弛緩と緊張を繰り返すことによって熱の産出が高まり自律神経の乱れが整ってきます。

詳しいことは、以下のページや動画を参考にしてください。
回転のスワイショウについて                   立禅について
第2回 「冷え」を解消して自律神経のバランスを整える運動法その2.回転のスワイショウ
第3回 「冷え」を解消して自律神経のバランスを整える運動法その3.立禅
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5.食事の摂取

私たちは、食事を摂ると体温が上がります。これは、食べたものを消化・吸収する際にエネルギーを必要とするからです。そのエネルギー
代謝を食事誘発性熱代謝といいます。

食事の摂取に関して、食事誘発性熱代謝による熱の産生だけではなく、食事の取り方や食材、栄養成分、食事を摂るタイミングによって熱の産生を効率よく行うことができます。

①栄養素

私たちが生命活動を維持して行くために必要なエネルギーを作り出すための栄養として外界から取り入れる物を栄養素と言います。

栄養素は、熱を生み出すエネルギー源としての炭水化物、タンパク質、脂肪、冷え解消に役立つビタミン、熱の産生を助けるミネラルがあります。これらを五大栄養素と言います。

②食材

食材には、体温を上げる食材、下げる食材があり、また、食材を色、産地、生育の仕方によって見分けるポイントがあります。

【1】体温を上げる食材
*良質のたんぱく質:肉、魚、豆類
*発酵食品:味噌、漬物、しょうゆ、キムチ、酒かすなど
*血行を良くする:ニンニク、ショウガ、ネギ、唐辛子など *
余分な水分を排出する:温かい紅茶、黒豆、小麦、ハト麦、らっきょうなど
*温かい料理、加熱した料理:スープ、煮物、蒸し野菜・焼き野菜など

【2】体温を下げる食材
*体を冷やす:キュウリ、ナス、スイカ、マンゴーなど
*甘い物:白砂糖、ケーキ、清涼飲料水、まんじゅうなど。
*冷たい料理やデザートや飲み物:ビール、アイスクリームなど。


【3】食材を見分けるポイント

体を温め、温を上げるために効果のある食材か、体を冷やし、体温を下げる食材かを見分けるポイントを挙げて大きます

A.色で見分ける 赤・黄・黒など色の濃い食材は、体を温める作用があるものが多く、青・緑・白など色の薄い食材や寒色の食材には体を冷やす傾向があります。

B.産地や旬で見分ける 寒い季節や地方では、体を温める食材が良く育てられ、暑い季節や暑い地方では、体を冷やす食材が育てられます。

C.生育の仕方で見分ける 地面の中で育つ根菜類などは体を温める食材が多く、地上に育つ葉や実などには、体を冷やす食材が多いとされています。

③時間をかけてよく噛む

時間をかけて良く噛むことで、熱の産生を促します。

良く噛むことメリット
*よく噛むことで食べ物が細かくなり、胃腸の消化吸収の負担が軽くなり、からだの熱を胃腸に集中させなくて済みます。
*食べ過ぎを防ぐことができ、肥満を防止し、熱の産生、巡りを妨げられずに済みます。
*咬筋をよく使うことで、熱の産生を促すことができます。

④食べる回数と時間帯

食べる回数と食べる時間帯によっては、胃腸に負担をかけ、熱の産生の効率が落ちます。

*できるだけ、一日3食同じ時間に規則的に摂ることによって生活リズムが正せます。
*一日2食では、十分な栄養を補うことができず、熱の産生力が低下します。
*朝は、温かくて消化のよいものを食べることにより、一日に活動のエネルギーが効率よく作られます。
*果物や糖分の多い食材は、昼間に食べるとエネルギーとして使われやすくなります。
*夜は、冷やす食材や冷たい物をなるべく摂らないようにすることで、就寝中に十分な熱が作られるのを助けます。


食事の摂取について詳しいことは以下のページを参考にして下さい。
食事について
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2.体に熱を取り入れて、体の熱を巡らせる

私たちは、熱を取り入れることで熱の巡りを改善することができます。熱を取り入れるには、温かいものを体の外側から、または内側から取り入れます。

1.熱を体の外側から取り入れる

熱を体の外側から取り入れる方法は、お風呂のように全身から取り入れるやり方とお灸のように体の一部分から熱取り入れるやり方とがあります。体の外から熱を取り入れるやり方は以下のようなものがあります。

①お風呂

お風呂は、体の外から熱を取り入れる最適な方法の一つです。入浴には、温熱効果により熱の巡りが改善されるだけではなく、また水圧による血液の循環が改善し、全身の細胞に必要な酸素、水分、栄養素が届けられ代謝が上がり、体の老廃物除去が促進され、むくみなどの症状を緩和することができます。熱めのお湯は交感神経を優位にして、ぬるめのお湯は副交感神経を優位にします。

入浴は、湯温や、浸かる時間、浸かる部位によって効果が異なります。

また、湯に、身近な植物などを入れ薬湯にしたり、入浴剤を入れることにより、体が温まりやすかったり、入浴後にも温かさが持続します。

入浴の詳しい説明は以下のページを参考にしてください。

入浴について

②温泉

温泉は観光目的だけではなく、古来から温泉地に長期間滞在して入浴したり、温泉水を飲んで、怪我や病気を治すことを目的とした「湯治」が行われています。現在では、温泉療法として化学的研究が行われています。

温泉の効用
温泉の効用は、お風呂と同様に温熱効果、浮力効果、水圧効果や自律神経に与える影響の他に転地効果、温泉に含まれる化学的効果が考えられます。

転地効果は、普段の日常生活から離れ、自然あふれる環境に身を置くことで心と体を癒すこです。これは、ストレス解消にもなり熱の産生が高まります。

また、地域によって温泉に含まれる成分が異なり、それによって体に与える影響変わります。

温泉の泉質には、単純泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射線泉がありますが、冷え症に効果的な泉質は、単純泉、塩化物泉です。

③サウナ風呂

サウナ風呂には、乾式とミストサウナのような湿式があります。通常は乾式で、室内は80~100℃ありますが乾燥しているため火傷を起こすことはありません。

サウナには、新陳代謝を高めたり、抹消血管が拡張して、熱の巡りが改善して、冷え症が改善する他、ストレス解消、疲労回復、血液の循環促進、神経の鎮静、老廃物の除去、ヒートショックプロテインの増加などの効用があります。

サウナ風呂に入った直後に冷水につかるのは、急激な血圧の変動により循環器に負担をかけ、高血圧、不整脈、心臓に疾患を持っている方は危険ですのでお勧めできません。

また、水風呂でかえって体が冷えてしまうことがあるので注意が必要です。

冷え症の方には、めまいを起こす可能性があります。冷え症の方には、低温サウナでじっくり温め、涼しい所でクールダウンすると良いでしょう。水分の補給もこまめに行います。


④岩盤浴

岩盤浴は温めた天然石や加工した岩石の上に横になって、遠赤外線を利用して体を温めるサウナ形式の方法です。効果はサウナと同じですが、サウナの場合、体表面から温めますが、岩盤浴は遠赤外線で体を温める為、からだの内側から温めると言われています。


⑤よもぎ蒸し

よもぎ蒸しは、よもぎを煎じて下半身を蒸す韓国に伝わる民間療法です。高密度の生地のマントを首から下を覆い、座っているいすの下からヨモギや生薬を煮出してその蒸気で下半身を中心に体を温める方法です。

その効果は、冷え症の改善の他、婦人科系の疾患の予防、改善、老廃物の除去、リラックス、ダイエット、美肌効果などがあるそうです。

大量の汗をかきますが、シャワーやお風呂を浴びない方が良いそうです。


⑥酵素風呂

酵素風呂は、発酵して高温になったおがくずや米ぬかなどの中に顔以外の体を埋め、体全体を温める方法です。

お風呂と違い、水圧がかかりません。

効果として、遠赤外線温熱効果による血行の促進と体温上昇、冷え症の改善、体表からのミネラルとビタミンの吸収による新陳代謝の向上、免疫力を高める、美肌効果があるそうです。

          
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⑦お灸

お灸はもぐさに火をつけ、皮膚に直接乗せて温める、もしくはもぐさの間に物を介在したり空間を作って温める方法です。

皮膚は、内臓の鏡であり、内臓の不調は皮膚に現れます。ツボはその反応点で、適度な温度刺激をツボに与えると、その刺激が内臓にまで届き内臓の働きが活発になり、産熱を促します。また、お灸の熱が脳にある自律神経の中枢でもある視床下部に温度刺激が伝わることによって血管が拡張し、熱の巡りが改善します。

現在では、台座のついたお灸が普及していますので、台座のついたお灸の仕方について、以下のページを参考にしてください。

お灸のやり方について

湧泉(ゆうせん)、太谿(たいけい)、三陰交(さんいんこう)は、冷え症によく使われるツボです。以下のページを参考してお灸をしてみてください。
ツボ 湧泉(ゆうせん)
ツボ 太谿(たいけい)
ツボ 三陰交(さんいんこう)
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⑧足湯・手湯

足湯・手湯は、足の一部、手の一部をお湯にしばらくの間につける、体の外側から熱を取り入れ、熱の巡りを改善する方法の一部です。

足湯・手湯は、入浴と違い以下のメリットがあります。
1.衣服を全部脱がないので、手軽にできる。
2.お湯の量が少なくて済むので、経済的である。
3.心臓などの循環器に問題のあるひとでも手軽にでき、安全である。

足湯・手湯のやり方は以下のページを参考にして下さい。

足湯・手湯について

⑨湯たんぽ

湯たんぽは古くから使われている金属、樹皮、陶器などでできた体を温めるためにお湯を入れる暖房容器です。

湯たんぽは、部屋を温めるエアコンと違い、高熱費が罹ったり、空気を乾燥させることなく、衣服の上から体に密着させるため、体の一部を集中的に熱を補うので、便利で最適な方法の一つです。

湯たんぽを掛布団と敷布団の間に入れて、寝る時だけ使用するのはもったいないです。日中でも積極手的に使いましょう。温める部位は、主に、太腿、お腹、腰、仙骨あたりです。

湯たんぽには、金属、陶器、ゴム、プラスチックなどの材料でできたものがありますが、最近では、お湯を入れずに使える充電式、レンジで温めるタイプもあるそうです。

湯たんぽがない場合はペットボトルにお湯を入れて、湿ったタオルでペットボトルを巻き、ビニール袋に入れて輪ゴムで留めて作ることもできます。
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⑩カイロ

カイロは化学発熱体や蓄熱材等を内蔵して、携帯として身体を温めるグッズです。湯たんぽとは違い、お湯もいらず、携帯して移動できるので外出した時に身に着けられるのでとても便利です。

カイロには、使い捨てカイロを始め、ハクキンカイロ、ハクキンカイロ、電子レンジ加熱カイロ、エコカイロなどがあります。

使い捨てカイロは、ミニサイズ、靴下用、肩用、座布団サイズ、また貼りつけるものと貼り付けしないものがあります。

温める体の部位は、「筋肉の集まっている部位」です。筋肉には、血管が多く集まり、熱を巡らせるのに、効率の良い場所です。

お腹、腰回り、両肩甲骨の間、太腿、二の腕の後ろ側などに貼ると効果的です。また、足が冷えやすいので、靴下用を利用するのも効果があります。


⑪ドライヤー

ドライヤーは髪の毛を乾かすだけではなく、温風を利用して体を温める事が可能です。

ツボのあたりを温めると、内臓へも熱のめくりが良くなります。

手首、足首、首など「首」のつくところは、ツボが多く集まっていて、しかも表面に近い所を動脈が走っていますので、そこを温めると効率的に体を温めることができます。

⑫ホットパック

ホットパックは、整形外科のリハビリ目的で、関節痛や筋肉痛を温めて緩和するための温熱グッズです。湿熱と乾熱があり、湿熱の方が熱伝導率が高く、より体を温めることができます。

カイロと同じように温める部位は、「筋肉の集まっている部位」です。

家庭でできる簡単なホットパックの作り方をごしょうかいしていますので、こちらを参考にして下さい。
ホットパックの作り方について
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2.熱を体の内側から取り入れる

熱を内側から取り入れる方法には、飲食物、漢方薬などがあります。

①飲食物

飲食物について、体を温めるには、飲食物の成分と温度にわけられます。成分については「熱を作る」⑤の食事の摂取をご覧ください。ここでは飲食物の温度についてです。

飲食物の温度は、熱の産生のみならず、熱の巡りにも影響します。温かい飲食物は体の内側から温め、熱の巡り良くします。冷たい飲食物を摂れば、体は冷えた飲食物の温度を上げる為、不必要なエネルギーを消耗してしまいます。また、胃腸が冷やされ消化吸収力が遅くなります。

食べ物
体の内側から熱を取り入れるには、できるだけ、常温以上の温度のものを食べましょう。できれば加熱調理したものを食べましょう。

野菜は煮物などが良いでしょう。生野菜を食べる時は、酢やコショウなど冷えを中和するようなドレッシングをかけましょう。

飲み物
飲み物も食べ物と同じで、冷たいものをできるだけ避けます。できるだけ常温以上の温度のものを飲みましょう。

食事中に冷たい物を飲むと、胃腸の働きが抑えられてしまいますのでできるだけ常温以上の温度のものを飲みましょう。

身近にある冷たい飲み物には以下のものがあります。

ペットボトル飲料水:コンビニで手軽に手に入ります。なるべく常温以上のものをに飲みましょう。

コーヒーや緑茶:カフェインが交感神経を刺激し、熱の巡りを悪くしますので、ホットで飲みます。

牛乳:牛乳は体を冷やす働きがある為、温かくして飲みます。

炭酸飲料:コーラはカフェインが入っていますし、他の炭酸は糖がかなり含有していますのでできるだけ避けます。

アルコール:アルコールは、ビール、サワー、水割り、カクテルなど、冷たいお酒は1杯ぐらいでやめておいた方がよいでしょう。飲むなら、常温のワインや日本酒、もしくはホットワイン、お湯割りなどがお勧めです。

お勧めできる飲み物は以下のものがあります。

白湯:白湯は、水を沸かして飲むだけで、手軽に飲め、また何も成分が含まれていませんので、安心して飲めます。いつでも飲んでも構いませんが、朝目覚めた時や寝る前に飲むと副交感神経が刺激され、熱の巡りが良くなります。

葛湯:葛は、マメ科のつる性多年性の植物で、その根は「葛根」と呼ばれ、漢方薬に使われています。葛には、血行を促進し体を温める効能があります。お湯と一緒に飲めば効果が増強されます。
                  

②漢方薬

漢方薬は、中国伝統医学の一つで、中国伝統医学の理論に基づいて、植物、動物、菌類、鉱物などの天然の物を組み合わせて作られた薬物です。

冷え症に使われる代表的な漢方薬には、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などあります。

詳しい説明は以下のページを参考にしてください。

漢方薬について
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3.熱を逃がさない・奪われない

体の熱を逃がさない・奪われないようにするには、服装と外気温に気をつけます。

①服装

熱を逃がさない・奪われないようにするためには、服装に気を配ります。熱を逃がさない・奪われないための服装の基本は、「上半身は薄め、下半身は厚め」です。

東洋医学の言葉に、「上虚下実」がありますが、これは、下半身の方が上半身よりも安定した、充実した状態です。服装もこの状態が基本です。


厚着は禁物です。厚着は、汗をかきやすく、その汗が気化する時熱が奪われかえって体が冷えてしまいます。

気温や室温にあわせ、脱いだり着たりしやすい服装にすることも大切です。汗をかいたらこまめに拭く習慣を身につけましょう。


服装についての詳しいご説明は以下のページをご参考にして下さい。
服装について

②室内温度と外気温、湿度

日本は、四季があり、それぞれの季節によって温度変化があり、それに対応して生活しています。本来私たちは気温の変化に敏感に対応しています。

しかし、冷暖房設備が整った現代では、季節に関係なく快適な作られた室内で暮らすことが多くなりました。

その一方で、室内温度と外気温の差が大きくなり、室内から外へ出入りする際に体への負担が大きくなり、そのため自律神経のバランスが乱れやすくなり、体温調節に悪影響及ぼすようになりました。

冷暖房機を使用した室内と外気温の差が大きいほど、自律神経に負担をかけます。室内と外気温の差は、7℃以内にすることが望ましいそうです。

また冷暖房を使用した部屋では、部屋の中でも温度差があります。温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ集まります。室内の温度差を解消するためにサーキュレーターを使用する、換気を定期的に行うことが大切です。

また湿度も私たちの体温に影響します。湿度が高いと皮膚の開閉がうまくゆかず、私たちの水分代謝に影響を与え熱の放散に影響を与えます。逆に湿度が低いと肌の乾燥を招くだけではなく、手足が冷えやすくなります。

湿度の調節も基本的には、換気を定期的に行います。湿度の低い部屋では加湿器を設置するもの一つの方策です。
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4.その他の冷え症の対策

その他の冷え症の対策として以下のものがあります。

①禁煙

喫煙は、ニコチン、タール、一酸化炭素を体内に取り入れているため、血管、細胞、赤血球にダメージを与え熱を内側から奪う行為と同じです。禁煙しましょう。

②性行為

性行為は、適度に行えば、熱の産出力の増加、熱の巡りの改善ができ、冷え症の改善の対策になります。

ただし、過剰な性行為は、体力を消耗するだけではなく、東洋医学で言われる熱の種火を宿す「腎」の働きを損ないます。

ほどほどに行いましょう。

③水分の摂取

脳梗塞など循環器障害を予防するために水分の摂取を進めていますが、摂りすぎた水分は、腎臓に負担をかけます。また、汗により、熱を奪われる機会が増え、逆に体内に溜まった水分によって熱の巡りが阻害されます。

逆に水分の摂取が足りないと、血液の粘度が高まり、各細胞に酸素や栄養が十分に行き渡らず熱の産出力が低下します。

水分は、飲食物の所でご説明したように白湯で摂ることをお勧めします。一日の量は個人差がありますがコップ200ccを朝、昼、晩の3回を目安に摂りましょう。
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④補完・代替医療

冷え症は、基本的にご自身が日常生活で養生しながら改善してゆくことが望ましいですが、
西洋医学の観方と異なる、鍼灸、あん摩・指圧・マッサージ、整体、カイロプラクティックなど補完・代替療法などの専門家を利用するのも良いでしょう。

補完・代替療法には大きく分類して以下のようなものがあります。


アジアの伝統医学:鍼灸・中医学・和漢医学・指圧、マッサージ、柔道整復、整体、操体、気功、ヨガ、アーユルヴェーダ、ユナニ医学、チベット医学

現代医学的療法:福田・安保理論と自律神経免疫法、Oリングテスト、がんワクチン療法、免疫細胞療法、キレーション、メソセラピー、デトックス

徒手療法:カイロプラクティック、オステオパシー、オステオパシー、AKA-薄田法、リンパドレナージ、ロルフィングとシン・インテグレーション、リフレクソロジー

エネルギー療法:エネルギー療法、温熱療法、セラピューティックタッチ、放射線ホルミシス

心身相関療法:リラクゼーション、心理療法、自律訓練法、バイオフィードバック、催眠療法、イメージ療法、サイモンとン療法、瞑想法、ユーモア療法

食事療法と自然療法:薬膳、マクロビオティック、断食療法、ゲルソン療法、メディカル・ハーブ、温泉療法、水療法とタラソセラピー、森林療法

ヨーロッパの伝統医学:アロマセラピー、ホメオパシー、バッチ・フラワー・エッセンス

サプリメント:ビタミン、ミネラル、微量元素、オメガ3系必須脂肪酸など

冷え症について詳しい内容は
コチラをご覧ください。
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5.当院の鍼灸施術について

当院では、気の概念と陰陽観に基づいた東洋的な発想によります積聚(しゃくじゅ)施術の考え方取り入れた鍼灸施術行っています。

この施術法の考え方を取り入れているのはこの地域で、唯一当院だけです。

「積聚」とは東洋医学では「お腹の異状」という意味で、症状としては、自覚痛や触診して感じる痛み、圧して感じる硬さ、動気(脈打つこと)などを指します。


腹部(背中に対して陰面)の五蔵区分のどこに異状があるかによって見立て(証)を立て、背中(腹部に対して陽面)の五行区分あるツボを一定の順序で刺激をします。

お客様の訴える症状を始め、体のある部位を基準(指標)としてその変化を確認しながら施術を進め、最終的には腹部の異状を解消する施術法です。

東洋医学的では、一部が全体を投影しているという考えから、腹部の異状は全身の異状を現しているとみなし、腹部の異状が解消されることでお客様の主訴の軽減、解消を始め、諸症状が改善され症状の出にくい体に変化してゆきます。

当院の公式ホームページは
コチラをご覧ください。
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料金

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初診料の1,800円が無料になります。

初診料 1,800円 → 0 円
施術代 4,000円


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伝馬町鍼灸院 
〒440-0822 愛知県豊橋市伝馬町113
 
TEL: 0532-63-6093



お問い合わせについて

電話番号 (0532)63-6093
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