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運動のすすめ 立禅

前回は、数あるスワイショウの中でも最も簡単な両腕を前後に振るスワイショウをご紹介しました。今回は健康通信第13回でもご紹介した、姿勢を一定に保ちながら呼吸、心、身体を整えてゆく立禅についてご紹介します。

立禅(りつぜん

立禅は、文字通り立って行う禅のような運動法です。姿勢を一定に保つことが運動法なんていえるの?って疑問の声が聞こえてきそうですが、これはれっきとした運動法です。

中国の気功法(機会があれば健康通信でも取り上げます)の一つに「たんとうこう」という立ったまま一定の姿勢を保ちながら呼吸、心、身体のバランスを整えるものがあります。

意拳(中国拳法の一つ)の創始者である「王こうさい」という武術家が武術だけではなく健康法、自己鍛錬法として慢性的な病状が消えてゆくことを一般に広げたともいわれています。

「たんとうこう」は、下半身の筋肉の強化だけではなく新陳代謝を活発にさせたり、心の安定にも効果があります。今回はその数ある站椿功のなかでもっともシンプルなり立禅をご紹介します。その前に気功法の3原則についてお話します。

気功法の3原則

1. 調身(ちょうしん):正しい姿勢をとり、正しい動作を行うこと。

2. 調息(ちょうそく):深くゆったりとした呼吸を行うこと。

3. 調心(ちょうしん):心の雑念を取り除き安静にすること。  

以上の3つはどんな気功法でも共通していますので覚えておくと良いかと思います。

やり方

1.脚を肩幅に開きます。

2.両足に体重が均等にかかるようにするため、お臍の辺りまで水に浸かっているイメージをして、その水が自分を押しているのか、自分がその水を押しているのか前後の動きつまり、つま先、踵に体重をかけその動きを止め、重心が足首のあたり、踵よりに来るように立ちます。

3.頭の頂から糸、紐が出ているようなイメージで天井の方に頭が引っ張られているイメージを持ちます。

4.目は遠くを見て、半眼、鼻の頭をみます。唇は閉じ、下を上顎に軽くつつけ、顎は引き気味に、首は真っ直ぐに、肩は力を抜いて、両腕は胴体の横に自然に垂らし、人差し指と親指を腿の外側に軽くつけます。

5.背中側はのびのびさせ、胸側は余裕を持たせます。

6.股関節、両膝を軽く曲げお尻と同じぐらいの台とか椅子に腰掛けているようなイメージでお尻をやや引っ込めます。

7.呼吸は鼻で吸い、鼻で吐き吐く方を長くします。

8.意識を丹田に持ってゆきます。丹田はお臍の下3~5センチ辺りにあります。丹田のイメージとして直径3センチぐらいのゴルフボールをイメージしてそれに赤色か金色に染めます。この状態が立禅です。

ポイント

1.毎日1分でもいいので毎日続けること。 
2.気持ちよく行うこと。
3.意識が散漫になったら、丹田に意識を集中したり、つま先、かかとへ交互に重心を少し   移動させ緊張、弛緩を繰り返し、姿勢のチェックをします。
4.足が床や大地に根付いた感覚を養うこと。
5.スワイショウと交互に行うとより運動法としての価値があがります。

留意点

1. 膝は深く曲げすぎず、必ずつま先の方に向けておくこと。
2. 背筋を緊張させず、背中、腰の筋肉を緩めるようにして行う。
3.体調に合わせて時間を調節すること。

今回はこれでおしまい。



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