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自律神経失調症 治療法について

「前回は、自律神経失調症の原因についてのお話しだったね。自律神経失調症の原因には、主にストレスや生活習慣の乱れ、それにその人の性格や体質などがあったね。自律神経失調症の症状には疲労感、微熱、不眠など全身に現れるものから、頭痛やめまい、肩こり、お腹の症状など体のある部分だけ症状が出る場合があるけれど、何科に受診すればいいの?」

そうだね。信頼できる主治医がいれば、必要に応じて何科に受診したらいいかアドバイスしてくれるけれど、主治医のいない場合、どこのお医者さんに行ったらいいか迷うよね。基本的には内科でいいけど、症状がめまいや耳鳴りだけなら耳鼻科、肩こりがひどければ整形外科へ行く方がいいだろうね。

「でも、自律神経失調症の場合、診察を受けても異常が見つからなかったり、薬をのんでも一向に良くならない場合も良くあるよね。」

確かに患者さんの中には、納得するまで病院を何軒か渡り歩く、いわゆる『ドクターショッピング』をする人もいるからね。こんな人には、信頼できる先生が見つからない場合が多いね。

「信頼できるお医者さんってどんな人?」

そうだねぇ。1.話をよく聞いてくれる。2.症状の出る理由や現在の状態、治療法などわかりやすく説明してくれる。3.治療法がワンパターンではなく、希望に応じていろいろ提示してくれる。4.安心してなんでも相談できる。5.症状だけではなく、患者さんの性格や環境を理解して、気長に見守ってくれる、ようなお医者さんかな。

「治療を一定期間続けても症状が良くならなかったり、一時的によくなっても治療をやめるとまた症状が現れる人もいるけど。」

そんな時は、心療内科がおすすめだね。

「診療内科と一般の内科とどう違うの?」

一般の内科は身体症状しか診ないけれど、心療内科では、身体症状だけではなく、精神症状からも診察をしてもらえるので、心理的、社会的ストレスによって起こるすべての病気に対応してくれるよ。

「心療内科での診察は何があるの?」

心療内科では、まず問診。身体症状からの診察では、どのような症状が現れているのか、身体的に異常はないか、ほかに病気がないか、家族の中に同じような症状を持つ人がいないかどうか尋ねられるよ。でも、ここまでは一般内科でも同じ。精神症状からの診察では、症状や原因に対して、どのように認識しているか、毎日の生活スタイルにひずみはないか、仕事や人間関係にトラブルはないか、性格や考え方に偏りはないか、最近悩みはないか、など一般内科よりも踏み込んだ問診が行われるよ。

「検査は何が行われるの?」

身体的検査は、血液検査、尿検査、レントゲン検査、心電図検査、内分泌検査、CT、MRI検査、超音波検査、脳波検査などを行い、可能性のある病気をなくす『除外診断』を行うよ。それから心理状態や性格傾向を検査する。

「代表的な心理、性格テストにはどんなものがあるの?」

神経症傾向を調べるCMI(アメリカのコーネル大学で考案された、身体面、精神面、既往症、行動、習慣などに関する204の質問を答えることにより、心身全般を診る。)、TMI(東邦大学で考案されたテスト。自律神経失調症のタイプを知ることができる。)、ストレス度を診るSCL(日本大学で開発。ストレス状態をチェックする。)、ストレス耐性をみるSTCL(日本大学で開発。ストレスに耐える力をチェックする。)、性格的特性を診るY-G性格検査、不安の度合いを診るMAS、うつ状態の度合いを診るSDS、精神・心理・人格を多面的に評価するMMPIなどがあるね。

「治療にはどんなものがあるの?」

自律神経失調症の治療法には以下のものがあるよ。

薬物療法:自律神経調整薬、抗不安薬、抗うつ薬、ビタミン剤、ホルモン剤、睡眠鎮静薬、漢方薬など。
心理療法:一般心理療法、カウンセリング、交流分析、認知療法、行動療法、自律訓練法、筋弛緩法 音楽療法など。
理学療法:指圧、マッサージ、鍼灸療法、温熱療法など。
生活指導:生活リズム、運動、休養、食生活など。

次回は治療法について詳しく見ていこうね。今回はこれでおしまい。



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