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ストレス ストレスって何?

 「前回は、9回にわたって自律神経失調症についてのお話だったね。今回はどんなお話をしてくれるの?」

今回は、前回の自律神経失調症の大きな原因である、ストレスについてシリーズでお話しようね。

「よく、①主人を介護することがストレスだ!介護のストレスが大きいとか強い!②今ストレスが溜まっている!③介護のストレスでイライラするし胃が痛い!なんてさまざまな言い方するけれど、そもそもストレスっていったい何なの?」

ストレスは目に見えないので厄介だね。ストレスという用語はもともと「ひずみ」を現す言葉で、物理学の用語なんだよ。私たち人間においては、何らかの刺激によって私たちの体に生じたひずみの状態を表しているんだ。ストレスを説明するためにゴムボールをイメージしてみて。ボールを指で挟んで力を与えるとボールがへこむよね。
この指のようにボールに外から刺激を与えるものをストレッサーというよ。そしてボールがへこみ、ひずんだ状態がストレスもしくはストレス状態、そしてボールが指を押し返そうと作用する力をストレス反応というんだ。

「へぇ~、そうなんだ。じゃあ、①の場合のストレスはストレッサーのことで、②の場合が最も的確に使われているストレスで、③の場合は、ストレス反応のことを現しているんだね。」

その通り。同じストレッサーにさらされても、平気でいられる人もいれば、病気になってしまう人もいて、体質や、性格、日常生活習慣などの要因で、個人差があるよね。それにストレス反応には、心理面や身体面に出るほか、行動面にもでてくる。以下にストレスの構成要素を示すね。

 医学的なストレスの研究では、ハンス・セリエが有名だね。セリエは、身体的ストレス反応を3つの段階に分けたんだ。それを紹介するね。

第一期(警告反応期)

つらい、不快な症状を感じ始める時期。ストレスに耐えるために体の内部調整の準備をする時期。ショック相と反ショック相に分けることができる。
ショック相:身体がストレッサーにさらされた直後で、体はまだ無防備な状態で何の準備もしていない時期。自律神経のバランスが崩れ、血圧や体温が低下、筋肉が弛緩する。
反ショック相:交感神経が緊張して、ストレッサーに抵抗し始める。内分泌機能の働きにより、血圧、体温は急上昇、筋肉は緊張する。

第二期(抵抗期)

体が自分を守ろうとする抵抗力と、持続的なストレッサーの刺激力とが拮抗している時期。自覚していたつらい、不快な症状は消え、環境に順応して見かけ上安定しているかのように感じられる。けれども実は、ストレッサーの刺激力に耐え続けている状態で、不自然に環境に適応しているので体から膨大なエネルギーを消費し続けている。初めに与えられたストレッサーのみ抵抗力が増加しているので、それ以外のストレッサーの刺激力に対する抵抗力を犠牲にしている。ここで、ストレッサーの刺激力がなくなれば、体は元の自然体、つまり健康を取り戻すが、さらに持続すると第三期に入る。

第三期(疲弊期)

長時間にわたりストレッサーの刺激力に対して、体が自分を守ろうとする抵抗力も限界を超え、ストレッサーに耐えうるエネルギーが消耗している時期。急激にさまざまな体調不良が現れ、お医者さんで言われる病気になる。以上の3つの段階を図にすると以下のようになる。



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