インターバル速歩

インターバル速歩とは

インターバル速歩は、信州大学大学院医学系研究科の能勢博教授が勧める、「ややきつめの早めの歩き」と「リラックスした通常の歩き」を交互に繰り返す運動法で、単なる歩行よりもメリハリ(強弱)をつけることで、体により負荷をかけ、筋力や持久力を高め、代謝を促すことで、運動中の熱量の消費が増加することができます。

 

当院では、この運動は、熱の産出力、循環力を高めることができると考えています。誰でも、無理なくできる手軽な運動法です。

準備

ある程度長く歩行ができる服装に着替え、運動シューズに履き替えます。秒針のついた時計を用意します。

やり方

1.軽く準備体操をします

 

2.最初にリラックスした通常の歩行を3分行います

 

3.次に、ややきつめの早歩きを3分行います

 

4.次に、呼吸を整えながら、リラックスした通常の歩行を3分行います

 

5.3と4を1セットとして、3回行います

 

6.最後に軽く整理体操をします

 

7.水分(牛乳でも可)を補給します

ポイント

1.ややきつめの早歩きの目安は、各自の歩く最大速歩の70%ぐらいの速度です。

 

2.リラックスした通常の歩きの目安は、各自の最大速歩の40%ぐらいの速度です。

 

3.歩行の時間はあくまでも目安です。3分がきつい方は、2分でもよいですし、体力にある方は、5分にして4回以上行ってもかまいません。

 

4.最初にややきつめの早歩きから始めてもかまいません。最低15分、慣れれば30分以上週4回行ってください。

 

5.5か月続けると効果が現れます。

留意点

1.背筋をまっすぐ伸ばします。

 

2.踵から着地します。

 

3.早歩きは腕を前後に大きく振ります。その時に後ろに引くことを意識しす。

 

4.早歩きは、歩幅を大きく、大股で歩くようにします。

 

以上です

伝馬町鍼灸院