症例 全身の倦怠感

症例報告 筋肉 関節

全身の倦怠感

お客様

女性 40代

来院

2016年 7月

職業

専門学校の教諭

症状

全身の倦怠感

月曜日から金曜日までフルタイムで仕事をしている。夕方から頭が回らなくなる。土日は休日だが、ぐったりしていることが多い。10~11時に就寝するも寝つきが悪く、夜中に背中が痛くて目が覚める。朝もすっきりしない。仕事がつらく感じられ、休日に有効な時間が過ごせない。シングルマザーで父母と一緒に住んでいるが、小学生の子供をほったらかしにし、家事も満足にできず、申し訳ない気がする。心身共に軽くなりたい。

他の症状

背中の痛み、胃のもたれ

施術内容

お臍やや上あたりの圧痛と張り

仰向けで腹部、手首にあるツボに鍼をして、腹部の圧痛、張りの部位を確認したところお臍のやや上あたりに圧痛、張りが感じられこれを改善の指標として施術を行った。

背中に灸頭鍼を行っているところです

伏臥位で体のコリ感や圧痛のゆるみを確認しながら、背中のツボに鍼、灸頭鍼を行い、首と仙骨を棒灸で温めた。

腕にあるツボを棒灸で刺激しているところです

再び仰臥位で最初の腹部の圧痛やゆるみを確認し、反応のある経穴、経絡に対して棒灸で温めた。その後再々度、腹部にある圧痛や張りを確認し、その部位に打鍼、灸頭鍼を行い、腹部の圧痛、張りの軽減を確認した。座位にて、肩井に鍼を行い、施術を終えた。

 

セルフケアとして、足三里を刺激するために、台座のついたお灸を差し上げた。

使用経穴

腹部:神闕、石門、天枢、下脘など
背部:L大杼、R心兪、R肝兪、R胃兪、B腎兪など
手足:R太衝、R足三里、R陽池、L神門など

経過

治療した日はよく眠れ、4日目から再び背中が痛く、眠れなくなった。全身の倦怠感はそれほど変化ない。

 

4診目当たりから、背中の痛みは軽くなり、全身の倦怠感はないことはないが、動けないほどではなくなってきた。胃はもたれることはあるが、胃薬を飲まなくても済んでいる。

 

7診目:全身の倦怠感は軽減され動けるようになってきた。胃の調子もそれほど問題ない。

 

8診目:全身の倦怠感は良くなり、気持ちもだいぶ落ち着いてきた。胃のもたれもない。

考察

教諭という立場から、生徒や同僚への気遣い、また教鞭とは別に書類の作成など多忙な生活のため、肉体的、精神的にもエネルギーの低下が感じられた。
お腹のコリ、痛みは主に脾積、倦怠感や胃のもたれなどから主に脾経、胃経、心経、肝経、三焦経を重視した。

 

鍼灸施術をしながら日常のストレスなどのお話をお伺いすることで、精神的に落ち着いてきた面も回復には、大切なことと思われる。

 

現在は、1か月に1回のペースで、筋トレを始めたいと体を動かす意欲をみせるようになってきた。

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全身倦怠感

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