ふらふら、ぐわんぐわんとするめまい 50代 女性 専従従業者

来院

2025年7月

 

症状

1週間前に、座った状態で急に倒れてしまった。ふらふらとした感じがでてきてすぐに起き上がれなかった。ようやく立ち上がり、歩けることは歩けたがグワーンとした感じがした。

車の運転をした時に左右を向くと嫌な感じが出てくる。

寝た状態から起き上がるときがふらふら、グワーンとした感じが出る。起き上がってしばらくすると治まる傾向がある。

4週間前に歯医者で親知らずを抜いた。それ以来なんとなく調子が悪い。首から頭が膨張する感じがでたりする。めまいになってからホットフラッシュが出てくるようになった。

耳鼻科へ行き、異常はなく、自律神経失調症ではないかと言われ、とりあえずめまいの薬は飲んでいる。

コレステロールが高めでその薬を飲んでいる。

3年前に非結核性抗酸菌症の診断を受け、2年間強い薬、1年間は弱い薬を飲んだが、まだレントゲンでは影があると言われている。

3年前に副鼻腔炎で左側を手術した。今は良好。

 

ふらふら、グワーンとするめまい、ホットフラッシュ、非結核性抗酸菌症

施術内容

仰向けでおへそとみそ落ちの真ん中あたりのツボ(中脘)にお灸を施術後、圧痛の弱い右足三里にお灸を施術した後、腹部の圧痛、張りの部位を確認したことろお臍から上1.5cmあたりの所に圧痛が診られ、脾積とした。

腹診圧痛図

写真は左右にスライドできます

至陰への棒灸での施術

至陰への棒灸でのお灸施術

伏臥位になっていただき、側頚部、後頚部、両肩、背中、腰部を触診し身体の状態を確認後、両足小指の至陰を棒灸で温めた。

背部のツボへ炭化した棒灸でのお灸施術

背部のツボへ炭化した棒灸でのお灸施術

内臓に関連する背骨の間にあるツボ4か所に炭化した棒灸を使ってお灸施術した。

再度、腹診して積の変化、位置を確認

再度、腹診して積の変化、位置を確認

再度、仰臥位になっていただき、再度、腹診をして積の変化、位置を確認した。

積に関連する経絡を棒灸でのお灸施術

積に関連する経絡を棒灸でのお灸施術

積に関連する経絡を棒灸で滑らかになるまでお灸施術をした。

再度、腹診して積の変化、位置を確認

再度、腹診して積の変化、位置を確認

再度、腹診して積の変化、位置を確認した。

手首にある陽地へのお灸施術

手首にある陽地へのお灸施術

全体的な内臓のバランスを整えるため手首にある陽池のお灸を施した。

最終の腹診で積の変化、位置を確認

最終の腹診して積の変化、位置を確認

最終の腹診を行い腹部にある積の変化、位置を確認した。

神闕へ棒灸施術

神闕へ棒灸施術

身体全体を整えるために神闕へ棒灸を施した。

座位で肩へのお灸施術

座位で肩へのお灸施術

腋窩、腹部、頭部、両手、両足の体温測定、脈の変化、舌の変化を確認後、最後に両肩を触診し、凹みのある方の肩井にお灸を施し施術を終了した。

使用したツボ

中脘、L足三里、両側至陰、第4、第5胸椎棘突起間、脊中、命門、筋縮、膝から足指先の脾経の経絡、左陽池、神闕

施術経過

2診目(初診より5日目):施術後、次の日は良かった。昨日はめまいがひどくつらく薬を飲んだ

めまいが起こっている時間が少し短くなった気がした。めまいがある時は、顔が火照る感じがある。脾積で対応。

3診目(初診より10日目):起きてもふわふわ、グワーンとしない日が増えてきた。高校の同窓会に参加できたが、その時ふらふらしためまいがでてきた。脾積で対応

4診目(初診より15日目):ふわふわした感じやグワーンとした感じが随分と治まってきた。ホットフラッシュはないが頭がぼーっとする時があった。脾積で対応。

5診目(初診より24日目):めまいがでないか気を付けて生活しているが、めまいは出なくなった。ホットフラッシュもなくなった。脾積で対応。

6診目(初診より82日):都合により前回の施術よりも間隔があく。めまいはないが背中のコリと何か違和感が気になる。腎積で対応

7診目(初診より89日目):めまいはなく、背中のコリ、心臓のあたりに違和感がある。脾積で対応。

めまいは良くなり、自律神経症状に対して2~3週間ぐらいの間隔で施術を受けに来る。

考察

お話を伺い、3年間非結核性抗酸菌症の薬の投薬、副鼻腔炎の手術などで生命力が低下している事情体の時に、親知らずを抜いたことにより、その修復のために、耳、頭部、顔に熱がこもる状態になり、それがめまいやホットフラッシュを引き起こした可能性があったと思われる。普段も運動をしていないため、常の状態も熱の巡りが良くなかったのではないかと推測できる。

施術では、主に生命力の強化、熱の巡りを良くするように行った。親知らずの抜歯も日にち薬で癒えてきたため、早めのめまいの解消につながった。

ただ、非結核性抗酸菌症があるので、生命力を日ごろから強め、身体を冷やさないように施術の継続が望まれる。

 

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