ふらふら、ゆれるめまい、吐き気 60代 女性 主婦 (オプション鍼灸コース)

来院

2026年4月

 

症状

令和3年に、立ち上がりに左に傾くようなひどいふらつきを体験する。脳神経外科に行き、まめいと診断される。その時は自然によくなった。

2回目は、令和7年8月、日常生活はできるのものの、なんとなく調子が悪く、ひたすら横になりたいような状態だった。前回と別の脳神経外科へ行き、良性発作性頭位めまい症と診断される。その時は1週間でまた良くなった。

今回は、今年3月にふわふわ、揺れているような感覚に襲われた。2日間ほど横になることをしていたら良くなってきたが吐気がすることが出てきた。

先日、美容院で頭を洗ってもらっていた時に変な感じがあり、台所に立っていると体が揺れてきたので、テーブルに伏せてじっとしていたら治まってきた。それ以降すっきりしない日が続いている。

日常生活では、義理の母の介護疲れや、主人が胃がんで胃を全摘手術を受けて、時々倒れそうになることがし心配。1週間に1回、孫が塾に行く時に世話をしたりする。

ポストにチラシが入っていたので、一度施術を受けてみたいと思い、来院した。

ふわふわ揺れる感じのめまい

施術内容

腹部に接触鍼を行い、脈診をする。その後、右太淵に接触鍼を施す。腹診をする。みぞおちの下2㎝あたりに圧痛を確認。心積で対応。

 

腹診圧痛図

背中への鍼灸施術

背中への鍼灸施術

積聚治療の第1方式に従い、背中の膀胱系2行線上の4つのツボに鍼施術を行う。両側の天柱、風池、肩井、天宗に置、その後督脈の4つのツボに棒灸施術を行う。

仰臥位での鍼灸施術

仰臥位での鍼灸施術

背中への施術後、仰臥位にて腹部の積の変化を診た後、その臓腑に関する経絡、ツボに鍼灸施術を行った。腹部の積を確認後、座位になっていただき、肩に鍼施術を行い、施術を終了した。

使用したツボ

R太淵、R魂門、R神堂、R魄戸 R志室 筋縮、神道、身柱、命門、B天柱、B風池、B肩井、B天宗

B膏肓、百会、B足三里、関元、左肩井

施術経過

2診目(初診より5日目):ひどいめまいはなかった。肺積で対応。

3診目(初診より11日目):めまいは出なかったがすっきりした感じがない。脾積で対応

4診目(初診より18日目):後頭部が気になると、めまいが出るのではないかと不安になりことが多い。立ち眩みがある。肩こり、目の疲れを感じる。

5診目(初診より25日目):朝起きたら揺れていた。お風呂に入った後、ふわっと知っためまいがあった。日中に横になっていたいこともあった

6診目(初診より31日):朝のもやもや感はなくなった。吐き気もなくなっている。

7診目(初診より37日目):家事はできたが頭がフワフワした感じがあった。動いていた方が良い感じだった。不安が不安を呼ぶ感じがする。

8診目(初診より43日目):友人とランチに行けた。シジミ取りにも行けた。めまいはないが揺らぐ感じはまだある。もやもやした感じはなかった。精神的な落ち着きが出てきた感じ。

9診目(初診より50日目):ふわふわ感はなく、揺らぐ感じもなかった。ミシンなど、やる気が出てきた。また眩暈が来るのではないかという不安はある。

10診目(初診より64日目):ふわふわ感は出ていない。精神的に安定している。

12診目(初診より78日目):めまいもなく、精神的に安定している。

その後、2週間おきに継続して鍼灸施術を受け、再発もない状態を維持している。

考察

お話しの中では、人に対して尽くすタイプで、なんでも引き受けてしまう性格で、義理の母の介護疲れや、主人の看病孫の世話などで生命エネルギーが低下したことが原因として捉えた。物事の捉え方の切り替えは良い感じで、物事をポジティブに捉えることができていた。

身体的には、足が冷え、肩のコリがあり、上半身にやや熱が上がってのぼせている感じであった。

施術は、全体の施術を行いながら生命力の低下を防ぎ、下半身の冷えを改善する施術を行った。

セルフケアとしてお風呂上りに、膝から下を水で冷やし、再度お風呂に浸かる、もしくはお湯を掛ける温冷浴を行うこと、できるだけウォーキングをしていただくようにお話しして実行してくれた。

最近は、ご自身の母も介護もあるが、主人も落ち着いているため、時々お孫さんが来て食事を作ってあげるぐらいでそれほど人に尽くすことなく生活ができている。

鍼灸施術を受けると同時に人に尽くすことを減らし、ご自身のケアを含めた時間を創ることで、

生活の見直しをしてもらうことで回復に向かったと思われれる。

非公開: めまいについて詳しくはこちら

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