40代　男性　寝つきが悪く、夜中に目を覚ました後ウトウトして、朝が起きてもとれない

1年ぐらい前から寝つきが悪く、かかりつけの医院で睡眠導入剤を処方しもらい、服用している。仕事が忙しいこともあり、今年の夏あたりから薬の効き目が悪く、夜中に目を覚ますことが起こるようになった。目を覚ますとウトウトするぐらいで、朝起きても疲れが取れておらず、疲れが慢性化して、その疲れを引きずっている。自分では鬱ではないかと思うこともある。

こ１か月、両手、両足がピリピリするようなしびれ感がある。

本人としては、体のメンテナンスが必要だと思い、１か月に１回リラクゼーションマッサージを受けるもはかばかしくなく、鍼灸と思い、自律神経、不眠で当院を見つけ来院した。

仰向けで腹部、手首にあるツボに鍼施術した後、腹部の圧痛、張りの部位を確認したことろ左側腹部にくすぐったい感じがあり、緊張が診られる。それを一つの改善の目安にした。

伏臥位で首、肩、背中、腰の張りを確認しながら、背中のツボに鍼、棒灸を行った。

仰臥位で腹部の圧痛や張りを確認し、目の周りのツボに刺さない鍼と棒灸で刺激、両足の指先（気端というツボ）を棒灸で刺激した。

腹部の緊張感に対して棒灸で刺激した。

不眠症には、入眠障害、夜間覚醒、早朝覚醒、熟眠障害がある。仕事に対する重圧もあるとのこと。

このお客様は、隣の市から仕事で豊橋市に通い、帰宅途中に１か月にほほ１回のペースで来院された。

睡眠導入剤を服用しても入眠障害があったが、数回通わているうちにそれが緩和された。

普段はデスクワークで体を動かす機会もないので通勤の自転車を歩きに変えるなど、日常生活に変化を加えた。

薬の服用を続け、徐々にではあるが、入眠障害、中途覚醒も収まり、本人の望まれるところまで回復したので施術をおえることになった。