2026.3.15. お灸教室 お灸の基礎

お灸教室に参加された皆さん

こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院の川添です。

2026年3月15日 当院にてお灸教室を開催しました。

今回は、お母様がご自宅てお子様にお灸をしてあげたい気持ちから参加していただきました。

途中からお子さんが参加され、お母様がお子様にお灸を据える練習も含めた教室になりました。今回も楽しいお時間を共有させていただき、感謝申し上げます

とても好奇心旺盛で私のお話を熱心に聞いてくれるだけでなく、積極的にご自身でツボの位置を定め、的確にお灸をすえていただきました。

2時間半の教室ですが、あっという間に過ぎてしまいました。

写真は左右にスライドできます

モグサ作り体験

もぐさ作り体験

もぐさは、餅草で知られるよもぎの葉っぱを精製して作ります。家庭でもぐさを作る場合、野山からよもぎの葉っぱを摘み取り天日干します。天日干ししたよもぎ葉っぱをさらに乾燥させるためフライパンやホットプレートで乾燥させます。乾燥させたよもぎをすり鉢に入れすりつぶします。すりつぶしたよもぎをざるに入れ、不要物を取り除き、再びすり鉢に入れてすりつぶします。その過程を何回が行うことでもぐさっが出来あがります。

ショウガを使った隔物灸

合谷(ごうこく)へしょうが灸

よもぎから精製したもぐさで合谷しょうが灸をしているところです。温熱とお灸で温められたショウガの成分であるショーガオールがツボを刺激して血流を良くします。

ツボともぐさの間に物を介在させて行うお灸を隔物灸と言います。隔物灸は、しようがのほか、味噌、塩、にんにく、枇杷の葉などを使用します。

合谷は、首から上の症状、例えば、頭痛を始め、目、耳、鼻、口の中の症状に効果があります。

足三里へのお灸

足三里へのお灸

せんねん灸を使ってのお灸です。足三里は、膝の下外側の窪みに4本指を置き、外くるぶしに向かったライン上で指4本分の所に取ります。主に胃腸の働きを助けると共に免疫や痛みの緩和、健脚などオールマイティーなツボです

太衝へのお灸

太衝(たいしょう)へのお灸

太衝は足の甲、足の人差し指と親指の間を足首の方向になぞり、骨の出っ張りの手前の窪みにあります。
太衝は、イライラなどストレスの緩和、目の病や喉の病を始め、婦人科系や生殖器の病に効果的です。

太白へのお灸

太白(たいはく)へのお灸

太白は、足の内側、足の裏と甲の境目のラインを親指から内くるぶしの方になぞり、出っ張った骨の後ろの窪みに取ります。主に消化器全般に効果のあるツボで、胃のもたれ、食欲不振、下痢、便秘などに使われます。また身体がだるい、やる気が出ないなどにも使われます。

湧泉へのお灸

湧泉(ゆうせん)へのお灸

湧泉は、足の裏、足の5本の指を足の裏側に曲げると窪みができます。そこに取ります。湧泉は、冷えを始め、疲労回復や泌尿器系、頭の病など、効果の広いツボです。

器具を使った棒灸で足を温めている所

器具を使用した棒灸

棒灸は、もぐさがぎゅっと詰まった棒状のお灸です。器具を使った棒灸では、ツボを温めるにはもちろんの事、面的に温めることができます。肩コリ、筋肉痛など疲労回復にツボを気にせず使うことができます。

器具を使わない棒灸

器具を使用しない棒灸

棒灸は器具を使用しないでも使うことができます。ツボの上に棒灸を置いて、ツボにゆっくり近づけます。ある程度の熱感を感じたところで留めます。じんわり温かいからピリピリ、チリチリとやや痛気持ち良い程度に感じましたら少しツボから離します。そして再び温めます。手先、足先などの末端を温めることができ、また熱量が多いので、身体を温めるには効果的です。

三陰交へのお灸

三陰交へ火を使わないお灸

火を使わないお灸があります。もぐさの成分が含まれた張るオンパックのミニチュア版のようなものです。約3時間、温熱効果があります。お出かけの際やジムで座り仕事、家事や炊事の際に貼り付けておくと疲労の軽減にも効果を発揮します。

三陰交は内くるぶしの頂点から手の指4本分、骨の際に取ります。

よもぎの葉の乾燥

よもぎの乾燥

家庭用にもぐさを作る時に乾燥させるネットを使うと便利です。ホームセンターなどで売られています。

参加された方のアンケート

アンケート1

伝馬町鍼灸院