今回は、プチうつについてです。プチうつとは、うつ状態が毎日続くのではなく、一日のうちのある時間帯や週に1~2回だけ気分の落ち込みを始め、些細なことでカーッとなったり、急に泣けて来たり、引きこもったり、自己嫌悪に陥るなど、感情の起伏が激しくなり、周りとうまく関係を保てなくなる状態のことを言います。
そんな時は、次のツボを使ってみてはいかがでしょうか?(効果は個人差があります。)
太衝(たいしょう)
位置:足の甲で、足の親指と二番目の指の間
を足首の方へ押し上げて骨の交わる所あたりに取ります。
由来:「太」は重要という意味。「衝」は通路、地点などの
意味。
効能:イライラするのを抑える。気分が塞いでいるのを
良くします。
;神門(しんもん)
位置:手のひらを上に向け、手首を軽く曲げ、
手首の関節の小指側で固い筋(すじ)のすぐ内側で手首に
できる線の交わったあたりにある骨の間にあるくぼみあたりに
取ります。
由来:「神」は、神、心の意味。「門」は、出入口という意味。
神門は神気が出入りする門のこと。
効能:精神不安定を良くします。
百会(ひゃくえ)
位置:頭頂部。両耳を折り曲げ、その一番高い所
を結んだ線と眉間の中央からまっすぐ上がった線と交わった
所あたりに取ります。
由来:「百」は多い、たくさんの意味。「会」
は、集まるという意味。百会は、たくさんの経気(気の流れ
道)が集まるという意味。
効能:うつ状態による頭痛、頭重。気分を和らげます。
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