伝馬町鍼灸院 院長 川添登
- 資格
- はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
- 生年月日
- 1962年10月5日
- 出身中学
- 豊川市立中部中学校
- 出身高校
- 愛知県立国府高校
- 出身大学(校)
- 水産大学校(増殖科 現生物生産学科)
- 家族構成
- 妻/9歳娘 3人家族
- 趣味
- 自然散策、旅行、釣り、読書、太極拳、家族と過ごすなど
施術家を目指したきっかけを教えてください
私は、20代の前半、福島県郡山市で製薬会社の営業を担当していました。仕事内容は、病院でお医者さんと面談してお薬を販売したり、問屋さんに出向いてお薬を宣伝・販売していただくよう促進するものでした。
入社して1年もしないうちに、ストレスで下宿から出られくなり、いわゆる対人恐怖症、今でいう「社交不安障害」に悩まされました。
精神科にも通いながら、鍼灸や指圧を受けることで心身が癒されてゆき、東洋医学に興味を持ち始めました。
また、そのころ中国から「気功」が日本に紹介され、鍼灸の学校に行けばそのようなことを学べるのではないか、また資格を取れば、独立開業もできることを知りました。そして、学費をため、試験勉強をしながら仕事を続け、27歳の時に会社を辞め、鍼灸の学校に入学しました。
施術家になる上で苦労はしたことはありますか?
鍼灸専門学校入学後、独立開業をする覚悟で猛勉強しました。また、臨床の体験を得るために放課後は名古屋にある施術所でパートで働きました。
おかげで、3年後にはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格を取得することができました。
卒業後は、東京に住み込みで「気」に関した鍼灸施術の技術を学びたいと思っていましたが、当時父親が癌で実家には母親一人でしたので手助けが必要と思い、実家がある豊川に戻りました。
それでも、「気」に関した鍼灸の技術を学びたい思いが強く、2年間、毎週のように東京に通いました。
さらに、ヒーリング(手当療法)興味を持ち始め、その取得にアメリカへ4年間、通算20回通いました。
しかし、手技ばかりばかり学び、お客様のニーズを考えないで経営を続けていました。それに気づいたからは、お客様の求めていることは何かを考えるようになりました。
どんな施術を行っていますか?
現在は、自律神経失調症を専門にお灸に特化した施術を行っております。
私達は、生まれた時の生命力を100とすると年齢を重ねるにつれその生命力は少しずつ減り続け、やがて0となり死に至ります。これは「自然な生命力の低下」です。
一方、私達はストレスを始め、食事の質、量の過不足、運動の過不足、休息の過不足など日常生活習慣の乱れにより、本来の生命力を低下させる生活を送っています。これは「本来の自然な生命力から逸脱した生命力の低下」を招いてしまいます。
東洋医学では、この本来の自然な生命力から逸脱した生命力の低下を「冷え」と呼んでいます。
東洋医学で「冷え」は万病の元といわれるは、この「冷え」が体調不良の根本的な原因だということです。
「冷え」は自律神経の乱れを引き起こします。
当院では、熱さを感じない程度のお灸の温感でツボを刺激して「冷え」を改善し、自律神経の働きを正常に近づけることによってお客様の健康の回復、維持、増進を図る施術を行っています。
どんな患者さんに来て欲しいですか?
日常生活を過ごすうえで「快適さ」はとても大切です。
私達は、体調がすぐれない時はお医者さんへ行きますよね。
でも、お医者さんからは「異常はありません」と言われ「こんなにつらい、苦しいのに原因がないなんておかしい」と思い、また別のお医者さんにい行きそこでも「異常なし」と言われる方が結構多いです。
当院では、そんな「お医者さんでは、異常はない」と言われたけれど、何とかこのつらさを解消したい方に来院していただきたいです。
これから来院されるお客様に向けてメッセージをお願いいたします
何軒かの病院へ行っても「異常なし」といわれるたびに不安な気持ちになりますよね。
お医者さんは、検査で異常がない限り手立てがありません。検査で異常の見当たらないにも関わらず、自覚的に苦しんでいる状態を未病といいます。
当院は、そんな未病で苦しんでいる方へお灸による施術を始め、セルケアとしてお灸教室の定期的な開催や健康体操も指導しています。
皆様の日常生活が少しでも、朗らかに、安らかに、そして快適に過ごせますよう、また皆様の望まれる人生を支援できる施術所でありたいと考えております。
皆様のご来院を心からお待ち申し上げます。
院長ついてさらに詳しく知りたい方はコチラをご覧ください
お電話ありがとうございます、
伝馬町鍼灸院でございます。