不眠症に効果的なツボ
不眠症は、生活習慣や精神的ストレスなどによって、慢性的に眠ろうとしても眠ることができず、つらい状態のことです。不眠症には、夜、眠れない「入眠障害」、眠りが浅く何度も途中目が覚める「中途覚醒」、早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」、眠れたという満足感がない「熟眠障害」があります。原因としては、心や体の問題、睡眠時間に対する誤解、生活リズムの乱れ、アルコール、カフェイン、ニコチンなどの摂取などが考えられます。眠れないと感じた時には、 以下のツボを刺激してみてはいかがですか?(効果は個人差があります。また効果的なツボはこの限りではありません。)
神門(しんもん)
位置:手のひらを上に向け、やや手首を曲げ、小指側の曲げ皺あたりにスジがあり、スジの小指側でやや肘よりに寄った所にある骨とスジとでできるくぼみに取ります。
由来:「神」は「心は神を蔵す」など精神、思惟活動の神を指し、「門」は出入口を指します。神が出入りする門として神門と名付けられました。
効能:不眠、心臓の病、精神的や病など。
行間(こうかん)
位置:足の甲で、足指を足裏の方に曲げ、足の親指と二番目の指の間を足首の方へ押し上げ、出っ張った骨の前にできるくぼみに取ります。
由来:「行」は通過という意味で「間」は2つのものに挟まれた間の意味。足指の第一、第二関節の間にあるくぼみにあると意味。
効能:不眠、気が塞ぐ、イライラ、目の病、月経不順、
頭痛など
失眠(しつみん)
位置:足の裏のかかとのふくらみの真ん中あたりに取ります。
由来:眠りを失った時に効果のあるツボの意味。
効能:不眠、神経症、膝の痛み、下半身の冷え、むくみなど
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