【おうちお灸万能説】
1月21日にお灸教室を開催しました。今回は、1名の方に参加していただきました。楽しい時間を共有させていただき、感謝申し上げます。
お灸は、もともと中国を発症の地として、日本には約6世紀あたり、仏教の伝来とともに日本に伝えられたといわれています。最初は貴族の方たちの病気治しのために使われていましたが、時代を経るにつれて、江戸時代には、民間の人がお灸をするぐらいに普及しました。明治時代には、日本が西洋医学を正当な医学として認めたため、お灸は鍼や漢方薬と共に衰退の一途をたどりました。
戦前までは、お灸は体に痕のつく熱いお灸でしたが、現在は、知的労働も増え、痕のつかないお灸が主流になっています。
お灸は「何々病にどこのツボが効く」というような使い方もありますが、本来、薬と違い、何々病に効くというものではなく、皮膚にあるツボを温熱で刺激することで、元々私たちが持っている自然治癒力や生命力を高めてくれる療術です。基本的なツボを毎日温熱刺激を与えることで、お灸はあらゆる病気にも、また病気でなくても予防にも発揮し、健康寿命が延びることも期待できます。ある意味お灸は、心身の不調に対して万能な療術です。
当院では、皆さんがご自身、もしくはご家庭の方にお灸を据えられるようにほぼ毎月第3日曜日、午前10時から12時半までお灸教室を開催しています。
参加費は6,050円(税込)です。2月は18日、3月は17日に開催します。3月は2名、4月は3名募集しています。
参加ご希望の方は、LINEで「〇月のお灸教室参加希望」とメッセージを送ってください。定員になりしだい締め切ります。
お電話ありがとうございます、
伝馬町鍼灸院でございます。