伝馬町鍼灸院健康通信 冷え症 原因:環境から

伝馬町鍼灸院健康通信
冷え症 原因:環境から

冷え症(冷え性) 原因:環境から

環境とは何ですか?と尋ねられてもあいまいな言葉でなかなか的確に答えることはむずかしいですね。この言葉は主体となるものの周りにある主体と密接な関連をもつもので家庭環境、生活環境、自然環境、社会環境などの表現として使われます。

 

冷えと環境を考える時、環境とは、私たちを取り巻く身のまわりで冷えの原因となるものとして捉えます。それには、気温、湿度、衣服、居住地、職場、人間関係などがあります。

 

まずは、気温。1日でもずいぶん寒暖の差があり、特に夜から朝にかけて冷えは大敵です。

 

日本は四季があり冬の寒さは言うまでもなく冷えの代表的な原因の一つに上げられます。夏でも汗をかいたままにしておくとそこから冷えが忍び込んできます。

 

湿度も冷えに関係しています。湿度が高いと皮膚からの水分代謝がうまく行かず、からだの血液や水分の流れの停滞が起こり、冷えにつながります。

 

衣服について、露出度の高いものは冷えの原因になります。また裸足は地面から冷えが侵入する絶好の環境です。

 

夏でも気をつけたいものです。ナイロンなどの化学繊維は、からだの気の流れを阻害しますし、締め付けるような衣類は血液の流れを悪くします。

 

家の中では、夏は冷房をガンガン効かせ、冷たい飲み物やアイスクリーム、アルコールなどを摂取すれば、もう体の芯から冷やしているのも同然です。

 

案外気づかないのが電磁波。家の中は電気製品だらけ。

 

パソコン、携帯電話からも電磁波は、バンバンでています。電磁波は、電気と磁気で作られる波動で体の中のイオンや細胞、遺伝子まで悪影響を及ぼしますので当然冷えの原因になります。

 

職場も冷えに対して重要な環境です。室内の職場ではOA機器やエアコンなど、外での職場では、気温、湿度、天気など冷える元になるものに囲まれています。

 

また、冷蔵の倉庫での仕事は冬の環境と同じです。人間関係はストレスにも関連しますが仲たがいなども冷えの原因になります。

 

その他冷えの原因として睡眠不足など不規則な生活習慣、薬物、タバコなどがあります。

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