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腰痛 椎間板の障害と脊柱管狭窄症

前回に引き続いて腰痛のお話。前回は腰のあたりの構造と腰痛の原因と痛みの症状をお話したよね。今回は、お医者さんで行われる診察や若い人に多い「つい間板の障害」と高齢者に多い「脊柱管狭窄症」についてお話するね。

お医者さんに行くと

腰痛がある場合大抵は整形外科に行くよね。整形外科に行くと以下のことをします。

1. 問診:お医者さんから腰の痛みについて「いつごろから?」「どのへんが?」「どんな時に痛みがひどくなるの?」「思い当たる原因は?」「持病はあるの?」など聞いてきます。

2. 理学的検査:お医者さんは、患者さんを歩かせたり、立たせたり、ベッドに寝かせ、脚を持ち上げたり、足の親指に力を入れさせその力を調べたりして姿勢や背骨の様子、歩き方、痛みの出方、感覚の状態を調べます。

3. 画像検査:まずはレントゲン(エックス線検査)で骨の状態を調べます。でもレントゲンは骨の状態しかわからないので脚に痺れがあったり、腰痛を繰り返したり、腫瘍が疑われる場合はMRI(磁気共鳴画像)検査をやって筋肉や椎間板、神経の状態も調べるんだよ。

つい間板の障害

背骨と背骨の間にあるつい間板は、背骨に与えられる衝撃を和らげる働きがあるんだよ。激しい運動や腰に負担がよくかかる動作によってつい間板は20代から老化が始まってるんだって。だから20~40歳代で障害を抱える人が多いんだって。

主なつい間板の障害

つい間板の主な症状は以下の2つだよ。

1. つい間板症
原因:前回、つい間板の中には髄核や線維輪でできていることをお話したよね。お年を重ねてみずみずしい髄核の弾力性が減って線維輪を傷つけちゃうと背骨支えるつい間板が安定感を失いそれで痛みが生じてくるんだ。

症状:前かがみ、立ち上がり、体を捻るなどの動き始めに腰に痛みが起きるけど動いていると楽になる。

2.つい間板ヘルニア
原因:つい間板に強い圧力がかかり線維輪や髄核がつい間板から飛び出ちゃって、それが神経を刺激して腰の痛みが起きる。

症状:最初は強い腰痛を感じる。腿やふくらはぎに痺れ、麻痺がでることも。またヘルニアが大きいとオシッコの出具合にも影響します。

脊柱管狭窄症

前回、背骨の一つをつい骨と言って一つのつい骨には空間がありつい骨を重ねるとその空間が1本の管のようになりそれを脊柱管といってその中を脊髄と呼ばれる大切な神経が通っていて、その脊髄は腰の辺りでは馬のしっぽみたいになりそれを馬尾(ばび)っていうこと、つい骨とつい骨とでできる空間があり脊髄から枝分かれした神経がその空間から出てゆく辺りを神経根っていうことを話したよね。

脊柱管狭窄症についてはこれらの用語が説明するのに必要なんだ。

原因:お歳を重ねてくると腰の骨が変形して脊柱管が狭くなるとその中を通る馬尾や馬尾から枝分かれする神経根が圧迫されて起こります。

症状:腰の痛みのほか脚まで伸びている坐骨神経を通して脚の痺れや麻痺が起こります。脊柱管狭窄症の特徴的な症状は間欠跛行(かんけつはこう)と言って、歩いていると脚の痛みや痺れで歩けなくなりますが、前かがみの姿勢で休んでいるとまた歩けるようになります。

また馬尾が圧迫されるか、神経根が圧迫されるかで症状も違うんだ。両方の症状を持つ人もいるけれどもね。馬尾が圧迫される:両脚に症状がでる。脚は痛みより痺れのほうが強い。脚の筋力低下、排泄障害。神経根が圧迫される:片側に症状。脚は痺れより痛みのほうが強い。

お医者さんでの治療

1. 薬物療法:痛みや炎症を抑える薬や、筋肉の緊張を和らげる薬が使われます。

2. 神経ブロック:痛みを伝える神経を遮断する局所麻酔など。

3. 装具療法:コルセットを装着して腰にかかる負担を軽減。

4. 温熱療法:ホットパックで腰を暖め、血流を良くして痛みを軽減。

5. 牽引療法:腰を引っ張ることで、腰の周囲の筋肉を伸ばし、痛みを軽減。

6. 体操療法:次回ご説明します。

7. 手術:上記を行っても効果がない、痺れ、痛みが悪化、排泄に問題が生じた場合に行われます。  

今回はこれでおしまい。



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