information

お問い合わせボタン
HOME > 伝馬町鍼灸院健康通信 >  プチうつ病について

プチうつ病について

プチうつ病の「プチ」とは、「うつ」の状態が短いことを意味します。うつ病は、ほぼ毎日ずっとうつ状態が続くのに対して、プチうつ病は、毎日うつの状態が続くのではなく、週のうち1~2日とか、1日のうち、夕方から夜にかけてとか、一定の時間に限られます。

プチうつ病は、本来のうつ病とは違い、正式には「非定型うつ病」と呼ばれています。 男性よりも女性に多い病気です。


プチうつ病のチェック表

   なし  軽い  かなり  顕著に
 1.1日のうちで気分が激しく変動する。  1  2  3  4
 2.健康な時と比べると疲れやすい。  1  2  3  4
 3.甘いものがやたらに食べたくなる。  1  3  4
 4.1日中眠くてたまらない。  1  2  3  4
 5.他人の言葉に強く傷つきそれによって行動を変える。  1  2  3  4
 6.通常の倍以上食べるようになった。  1  2  3  4
 7.鉛がついたように手足が重くなる。  1  2  3  4
 8.人の好き嫌いが激しく、それを実行に移す。  1  2  3  4
 9.理由のない不安が募りある一定時間激しくイラつく。  1  2  3  4
 10.1日10時間以上寝る日がある。  1  2  3  4
   基底症状得点=    /40
 11.孤独感に打ちひしがられる。  1  2  3  4
 12.他人がうらやましく、自分が憐れに感じる。  1  2  3  4
 13.何事にも口を出し、トラブルになる。  1  2  3  4
 14.些細なことに激しく苛立つ。  1  2  3  4
 15.キレてしまう。  1  2  3  4
 16.頭が白くなり、何が何だかわからなくなる。  1  2  3  4
 17.救急車のサイレンを聞くと不吉な思いになる。  1  2  3  4
 18.何かのきっかけで嫌な思い出がよみがえる。  1  2  3  4
 19.自分の経済状況にふさわしくないほどお金を使う。  1  2  3  4
 20.すぐに人を当てにする。  1  2  3  4
随伴症状得点=      /40
合計点=         /80
合計40点以下なら正常、60点以上だとプチうつ病の疑いがあります。

             プチうつ病の特徴 

1.気分反応性:気分の浮き沈みが激しい。楽しい気分よりも気分が落ち込むことの方が多く、突然わけもなく涙がでたり、寂しくなったり、自己嫌悪に陥ったり、他人がうらやましくなる。

2.アンガーアタック:些細なことで突然怒り出す。カーとなりキレるという状態になる。怒った後で自己嫌悪に苦しむ。

3.拒絶過敏症:他人の言葉に過剰に反応してしまう。軽く指摘されたことに対し、ひどく感情的に反応を示す。

4.過食:食べるうえでコントロールができない。甘いものなどがやたらに欲しくなる。食べ過ぎて自己嫌悪に陥る。

5.過眠:どれだけ寝ても寝たりなく、気分が落ち込んでゆく。

6.鉛様麻痺:手足に鉛を付けたように、体全体が重くなる。

             プチうつ病とうつ病との違い 

   プチうつ病  うつ病
 抑うつ気分  ひどく落ち込んでいたかと思うと、楽しいことがあったらウキウキし、些細なことで急に落ち込む。 基本的にいつもうつ状態で、テンションも低く、何に対してもうれしさや楽しさが感じられない。
 睡眠・食欲  過眠や過食になりやすく、甘いものを食べ続け急に体重が増える。  眠くてもよく眠れず、ふみんがちになる。食欲が低下し、次第に痩せて体力が落ちる。
 気分反応  朝は元気なのに、夕方4~5時から急に不安になり、くよくよ悩んだり絶望的、自虐的になる。  朝のうつ状態が一日で最も強く、午後になるとやや落ち着いてくる。
 日常生活  周りからそれほど異常に見えず、病気とは気づきにくい。女性に多く、男性に少ない。  ただの落ち込みでない病的な状態であることが周りからでもわかる。男性にも女性にも多い。
 基本的心理  「がんばって」という励ましや、周囲からの気にかけられていると感じることで、快方に向かう。  励まされても到底頑張れない自分がつらく、相手への申し訳なさが先立ち、逆効果になる。
 体の調子  急に手足が鉛のように重く感じ、強い疲労感とだるさに襲われ、何もしたくなくなる。  慢性的に全身の倦怠感を感じている。急激な変化はなく、常に具合が悪い状態が続く。
    
       
         プチうつ病にかかりやすいタイプ


1.小さいころから手のかからなかったよい子。
2.人からどう見られているか気にしやすい性格。
3.母親が専門職で、どちらかというと父親似。
4.自己主張が苦手で、他人の影響を受けやすい。
5.物事をマイナスに考えるマイナス思考型。

             治療と対策   

1.薬物療法:診療内科を受診。感情調整薬、抗不安薬、鎮痛剤、抗うつ剤など。
2.心理療法:カウンセリング、認知行動療法、自己主張ができるようにする訓練。 
3.瞑想、アロマセラピー、音楽療法
4.昼夜逆転しないように、毎日規則正しく生活する。
5.体を動かす。家の中の掃除、散歩、好きなスポーツを行う。
6.可能な限り、仕事に行く。
7.毎日目標を持って生きる。
8.当院の鍼灸施術を受けてみる。

今回はこれで終わりです。
参考:『プチうつ病』の症状&対策読本
医療法人 和楽会  貝谷久宣 
経理WOMAN 2006年12月号

主な病気の解説
監修:貝谷久宣
キャズ 第428号
 当院の鍼灸施術について

お問い合わせについて

電話番号 (0532)63-6093
お問い合わせをお待ちしております。 →メールでのお問い合わせ