自律神経を整えるためのセルフケア術 17.

自律神経を整えるためのセルフケア術

足三里、合谷へお灸をすえよう

合谷への灸

体調が崩れる、病気になるということは、日常生活にどこか不自然さがあることの現れです。

 

毎日、健康的に過ごすためには、日ごろの養生、セルフケアが大切です。

 

皆さんは、健康を回復、維持、増進してゆくのにどんなセルフケアをしていますか?

 

ストレスを上手に対処する、規則正しい生活リズムを作る、運動する、良質な食事を摂ることは、体調管理には基本的なことです。

でも、頭でわかっていても、これらを忠実に実践するって難しくないですか?

 

そんな時にお勧めなのは「お灸をすえる」ことです。

 

お灸をすると聞くとなんだか熱い、火傷を創るイメージがありますね。でも、現在では誰でもできる簡便なお灸があります。

 

それは、台座のついたお灸です。これならもぐさの先に火をつけてツボに貼るだけでOKです。

 

これならずぼらな方でも、簡単にできますよね。

 

お灸が簡便なはわかったけれど、どんな効果があるのか、いつ、どんな症状に、どこのツボにお灸をすればいいの?

と思いますよね。

 

お灸は、お腹に食物が溜まっていない時に、症状を感じていなくでも、基本のツボにお灸をすえればOKです。、

 

基本のツボは、合谷(ごうこく)と足三里です。

 

この2つのツボは内臓の働きを高め、全身に活力を与えるツボです。

 

1日1回、毎日すえてもらってOKです。

 

私の尊敬するお灸博士の原志免太郎先生は、50年以上も足三里にお灸をすえて104歳まで患者さんを診ていて108歳で亡くなられたそうです。

 

それだけ、お灸は健康長寿に欠かせないセルケアです。

 

是非、セルフケアに足三里、合谷にお灸をすえましょう。

伝馬町鍼灸院