有痕灸

有痕灸(ゆうこんきゅう)

有痕灸は、皮膚に直接もぐさをのせ、点火してもぐさを最後まで燃えきり、皮膚に火傷を生じさせ、それに伴う生体の反応を促す方法です。それには以下のものがあります。

透熱灸(とうねつきゅう)

透熱灸は、適度な大きさのモグサを直接皮膚に載せ、点火しすべて肺になるまで焼き切る方法です。身体にわざと灸痕を残す強い刺激で血流を良くしたり、自然治癒力を高めます。

焦灼灸(しょうしゃくきゅう)

焼灼灸は、細胞組織の焼灼破壊を目的とした方法で、お灸した場所が破壊されるまで何回もお灸をし続ける方法です。「焼灼灸」「灼熱灸」などとも言います。

 

焦灼灸は、イボや魚の目、タコ、しもやけ、傷口のの消毒などに用いられています。

打膿灸(だのうきゅう)

打膿灸は親指ぐらいの大きさのもぐさを皮膚に直接のせ点火し、最後まで焼き切り、皮膚正面を焼灼、破壊します。神経機能の調整や、菌の排泄、ヒスタミンなどの生産などを促します。

 

施灸後は火傷が起こり、膿や水液が出てくるため、軟膏や吸出膏などを貼ったりします。膿を出させるのが最大の特徴です。