自律神経の乱れによる症状が起こるメカニズム
私たちの日常生活の中で、加齢を始め、心理的・外的ストレス、運動の過不足、過労、食事の不摂生、夜昼逆転した生活など心身に負担を強いる生活を送りがちです。
すると本来の生命力が低下し、各臓器の働きが低下して、各臓器同士のバランスが乱れます。
各臓器同士のバランスが乱れると、体が熱を生産し維持する働きが低下し、熱の巡りの停滞が起こり、体に「冷え」が生じます。
熱の巡りの停滞は、各細胞、組織に充分な血液が届けられにくくなったり、一部に過剰な熱が届けられるようになり、各細胞、組織は正常な働きができなくなります。特に脳にある自律神経の中枢である視床下部がうまく機能しなくなります。これが自律神経の正常な働きを妨げます。これが自律神経の乱れを起こします。
自律神経の乱れは、さらに血管の中を流れる血液やリンパ液などの体液の流れを悪化させ、さらに「冷え」を作ります。
やがて、筋肉の痛み、頭痛、めまい、うつ、不眠、喉の違和感、胃の不調、冷え症などの自律神経の乱れによる症状が出現します。
これが、自律神経の乱れによる症状が起こるメカニズムです。
自律神経の乱れによる症状の改善のメカニズム
当院でお灸施術を受けると・・・。
体表の皮膚やツボへのお灸の温熱刺激が、脊髄や脳、東洋医学で言われる気の通り道である経絡に伝えられ、自律神経の中枢である視床下部や内臓に伝えられ、各臓器の働きを高めます。
各細胞や各臓器の働きが高まると、臓器同士のバランスが改善され、熱を作り、維持する働きや熱の巡りの停滞・偏りが改善され、さらに血液や体液の流れが良くなり、冷えが改善されます。
「冷え」が改善されてくると、東洋医学で言われる陽(気)と陰(血・水)のバランスが改善され、自律神経の働きも正常に改善されます。
自律神経が正常に働くと、血液も含む体液の正常な働きへと改善され、さらに「冷え」が改善されます。
正常な血液を含む水液の流れの状態は、自律神経の乱れによる症状を改善に導き、健全な健康状態を維持し、また体調不良になっても早く回復できるようになります。
これが自律神経の乱れの症状の改善のメカニズムです。
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伝馬町鍼灸院でございます。