すぐにお医者さんに行くべき冷え感を伴う病気
冷え感は、冷え症からきているのはなく、実は隠れた病気が原因である場合があります。たとえば、以下のような病気は、冷え感を伴いやすいので、冷え感の強い方は必ず医療機関に受診してください。
貧血

貧血は、血液の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減り、体中が酸素不足の状態です。
貧血には、鉄欠乏性貧血、鉄芽球性貧血、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、自己免疫性溶血性貧血がありますが、ほとんどの場合は鉄欠乏性貧血です。
女性は生理や出産で鉄が欠乏しやすいためによく見られます。
病気による出血、栄養バランスの悪い食事、胃腸での鉄分の吸収に障害がある場合に起こりやすくなります。
全身倦怠感や動悸、食欲不振などが現れます。
低血圧

低血圧は、血圧の最高が100ミリ以下で、最低が60ミリ以下という低いものをいいます。
低血圧には、本態性低血圧症、症候性低血圧症、起立性低血圧症がありますが、ほとんどが原因不明の本態性低血圧です。
自覚症状が乏しいですが、頭痛、肩こり、めまい、食欲不振、動悸、たちくらみなどがあります。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが減って体の細胞を活性化することができなくなり、新陳代謝が低下します。比較的女性に多く見られる病気です。
寒がり、汗をかきにくい、皮膚の乾燥、肌荒れ、顔や手足のむくみ、髪の毛に艶がなく、抜けやすいなどの症状が現れます。
レイノー病
レイノー病は、寒さや冷たさに対して過剰に血管が反応して収縮し、急に血流が悪くなり病気です。
原因は、不明と血管がつまる膠原病やバージャー病などでなります。
手足の指が蒼白になって蝋人形の指のような色になります。痺れて痛みを感じ、やがて感覚がなくなります。
閉塞性下肢動脈硬化症
閉塞性下肢動脈硬化症は、下肢の比較的太い血管は慢性的に閉塞し、足が冷たく感じたり、歩くとお尻や太腿の外側などが痛みます。
ほとんどが40歳以上の男性に発症します。
危険因子として、喫煙、糖尿病、高血圧症、脂質代謝異常、慢性腎不全などです。
気分障害

うつ病に代表される気分障害は、自分の感情のコントロールができない状態が数週間以上にわたって続き、気分の落ち込みを始め、不眠、食欲不振、全身の倦怠、意欲・集中力の低下がみられる病気です。
うつ病に代表される気分障害は、自分の感情のコントロールができない状態が数週間以上にわたって続き、気分の落ち込みを始め、不眠、食欲不振、全身の倦怠、意欲・集中力の低下がみられる病気です。
気分障害は、誰でもかかる可能性のある病気です。
本人が気づかない場合もありますので、周りのサポートが必要な場合があります。
お電話ありがとうございます、
伝馬町鍼灸院でございます。