心理的ストレス
過敏性腸症候群では、心理的ストレスが過敏性腸症候群の一番の要因だと言われています。
「腸は第二の脳」と言われるぐらい脳との関係があります。腸の働きは、私たちが意図的にコントロールできない自律神経によってコントロールされています。
悩みやトラブルによって心理的ストレスがかかると、脳にある自律神経の中枢である視床下部に影響を与え、それが腸の動きに現れ、腸の正常な動きが妨げられます。腸の動きが速過ぎると下痢になり、ゆっくり過ぎると便秘になります。
日常生活リズムの乱れ
私たちの体のしくみは、昼間は活動し、夜は休むようになっています。
昼間にあまり活動しなかったり、夜仕事をしたり、また不規則な食事時間や運動不足なども日頃から、生活リズムが乱れていると自律神経の乱れにつながり、腸の動きに悪影響を与えます。
腸自体の過敏性
要因として、腸自体が過敏になっていることがあります。
腸自体が過敏になっている要因として、感染性腸炎の炎症や腸内細菌のバランスの乱れがあります。
感染性腸炎の炎症
細菌やウィルスに感染し、治ったように見えても軽い炎症が続き、腸が過敏になっていることがあります。
腸が過敏になっている状態でストレスが加わると連動して過敏性腸症候群を起こしやすくなります。
腸内細菌のバランスの乱れ
腸内には、健康な善玉菌や有害な悪玉菌が生息しています。抗菌剤などの服用により、悪玉菌の毒素によって腸が過敏になることがあります。
またストレスが腸内細菌のバランスを乱すこともあります。
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