男性更年期障害の症状
身体的症状
骨・関節・筋肉関連症状
女性ホルモンであるエストロゲンが、骨代謝において重要な役割をしていますが、男性ホルモンも、骨形成の促進、骨吸収の抑制の作用があり、骨代謝に重要な役割をはたしています。
また、男性ホルモンは筋肉量の増加作用があります。
加齢によって骨代謝の低下および筋肉量の減少により関節に悪影響を及ぼします。
発汗、ほてり、頭痛、めまい、冷えなど
脳の自律神経機能の中枢である視床下部の機能低下に関連して発汗、ほてり、頭痛、めまい、冷えなど自律神経失調症のような症状が現れます。
睡眠障害
女性の長期不眠は、閉経期より増加することが知られていますが、男性でも同様に更年期より増加します。
記憶・集中力の低下
男性ホルモンのテストステロンの低下は、記憶・集中力の低下を招きます。
肉体的消耗感
男性ホルモンの低下は、体脂肪を増やし、動脈硬化が促進され、メタボリックシンドロームになりやくなり、体がだるく感じられるようになります。
精神・心理的症状
精神・心理的症状には、落胆、抑うつ、苛立ち、不安、神経過敏、生気消沈、疲労感などがあります。
性機能関連症状
男性ホルモンには、性欲の維持、勃起、射精作用があります。男性ホルモンの減少では、性欲低下、勃起障害、射精感の減退が現れます。
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