医療機関に行くべき肩の痛みや運動制限
四十・五十肩
肩関節の周りは、「関節包」や「滑液包」と言って関節の動きを滑らかにするための潤滑油の働きをする関節液や滑液が入っている袋上の組織があります。四十・五十肩は、関節包や滑液包が炎症を起こしている病です。肩が痛んだり、痛みで腕が上がらない時には、整形外科へ行きましょう。
腱板断裂
二の腕の骨(上腕骨)上部には腱板といって肩の動きを行う、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉が腱となり付着している所があります。腱板断裂は、それらの腱が一部または完全に切れてしまう病です。
テニス、野球、バレーボールなど腕を肩よりも高く上げるスポーツや
、仕事で重い荷物を持つ人、肩の骨折や脱臼したことのある人はなりやすいので注意が必要です。
変形性肩関節症
肩甲骨のくぼみや上腕骨の骨頭の表面を覆っている軟骨がすり減り、炎症や骨の変形をきたす病です。
腕を酷使すること、骨折や脱臼などの外傷や加齢などが原因です。軟骨がすり減るため、肩甲骨と上腕骨が直接ぶつかり、肩が腫れたり、痛んだりします。
神経麻痺
筋肉は脳の指令を受けて動きます。神経はその脳と筋肉を中継する働きがありますが、神経のトラブルのために筋肉の動きが悪くなります。
神経麻痺では、筋肉が痩せてきたり、痛みやしびれなどが起こります。
テニス野球、バレーボールなどの腕を大きく上げる動作のあるスポーツをしている人は要注意です。またストレスで神経麻痺が起こることもあります。
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