胃食道逆流症(逆流性食道炎)の症状と2つのタイプ
胃食道逆流症の症状で最も多くみられる症状は胸焼けです。胸焼けはみぞおちの上の胸のあたりに灼熱感を感じます。
その他、胸の痛み、呑酸(酸っぱいものがのどや口の中にこみ上げてくる感じ)、胃もたれ、吐き気、喉の違和感などがあります。
胃食道逆流症は、食道の粘膜に炎症やびらんが見られるか、見られないかの違いで以下の2つのタイプがあります。
①逆流性食道炎

食道の粘膜が胃酸によって傷つけられ、炎症によるびらんができるタイプです。重症の場合、食道からの出血や狭窄、胃酸によって食道の一部の粘膜が胃の粘膜に似た組織に変化する「バレット食道」に変化することがあります。
食べ過ぎや早食いする人、肥満のある人に見られる傾向があります。
②非びらん性胃食道逆流症

食道には炎症やびらんが見られませんが、食道の粘膜が過敏になっているために、微量な胃酸でも反応してしまい、その症状の強さは、逆流性食道炎とと変わらないとも言われています。
また、食道の蠕動運動の異常や精神的な要因でも症状を感じることもあります。
20~40歳代の若いやせ形の女性に多い傾向があります。
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