体温を上げる食物 その他

3.その他

【1】食材を加熱する

体を冷やす食材でも、加熱して温めることによって体を温める食材と一緒に食べれば、体を冷やす作用が軽減されます。

 

温めて食べるメリット

*温かい食べ物を食べる事で胃腸を冷やすことなく、消化吸収力が低下しない。

*冷たい物は胃腸の熱を奪いますが、温かい食べ物は余分な熱を消費する必要がない。

*物理的に体が温かくなる。

【2】時間をかけてよく噛む

食材を時間をかけてよく噛むことで、熱の産生を促します。

 

良く噛むことのメリット

 

*良く噛むことで食べ物が細かくなり、胃腸の消化吸収の負担が軽くなり、体の熱を胃腸に集中させなくて済む。

 

*食べ過ぎを防ぐことができ、肥満を防ぎ、熱の産生、巡りを妨げられずに済む。

 

*咬筋をよく使うことで、熱の産生を促すことができる。

【3】食べる回数と時間帯

食べる回数と、食べる時間帯によっては、胃腸に負担をかけ、熱の産生の効率が落ちます。

 

*できるだけ、一日3食同じ時間に規則的に摂ることで、生活リズムが正せます。

*一日2食では、十分な栄養を補うことができず、熱の産生力が低下します。

*朝は、温かくて消化の良いものを食べることにより、一日の活動のエネルギーが効率よく創られます。

*果物や当分の多い食材は昼間に食べるとエネルギーとして使われやすくなります。

*夜は、冷やす食材や冷たい物をなるべく取らなようにすることで、就寝中に十分な熱が作られるのを助けます。

          参考図書  体温を上げる健康法

                   日本レホルム連盟体温管理士会 編

                            コスモ21 出版

伝馬町鍼灸院