自律神経がバランスの取れた状態とは?

健康は自律神経の交感神経と副交感神経のバランスによって保たれています。
交感神経と副交感神経のバランスには、日内変動があり、交感神経は朝から日中にかけて優位になり、副交感神経は夕方から夜にかけて優位に働くリズムがあります。
自律神経失調症は交感神経と副交感神経の乱れによって起こります。
よく交感神経と副交感神経のバランスをシーソーのようなイラストで描かれていますが、実際は自律神経の乱れには4つのタイプがあり、その中には平衡は保たれていても交感神経、副交感神経共に過剰な場合と、両者ともに不活発な状態があります。
本来の交感神経と副交感神経のバランスのとれた状態というのは、両者ともに切り替えが素早くでき、適度に活動している状態を言います。
自動車で例えるなら、加速する時にアクセルを踏んでなめらかにかつしっかり加速でき、減速できる時にブレーキを踏んでなめらかにしっかり減速できることです。
良い健康な状態というのは、交感神経と副交感神経の切り替えが素早くできる状態を言います。
当院では、自律神経のバランスのとれた状態のイメージは、振り子のように適度に振り子が左右対称に触れている状態のことと考えます。
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伝馬町鍼灸院でございます。