よくある質問(ショートバージョン)

よくある質問

Q.鍼は痛くないですか?

A.皮膚や筋膜、筋肉には、痛みを感じる神経の受容器があります。1センチ平方メートルの皮膚の痛点数は100~250個あると言われています。痛点を避けて鍼を刺入することはベテランの鍼灸師でも不可能です。鍼を刺入の際、鍼先がその受容器を刺激した場合は、ピリッ、とした感覚が現れることがあります。その受容器に当たらなければ痛みを感じません。

皮膚を貫通すると筋膜、そして筋肉へ到達します。筋膜や筋肉にも痛みを感じるセンサーがあり、そのセンサーを刺激すると痛みとは違った感覚を得ることがあります。それを専門用語で「得気」「響き」といいます。それを痛みとして感じる場合がありますが、中国ではそれがないと効かない、いう方もいます。

当院では、基本的には鍼先を皮膚に接触するやり方で施術しますので、ほとんど痛みを感じませんので、安心して鍼施術を受けることができます。

 

Q.お灸は熱くないですか?痕がつきませんか?

A.お灸はある程度の熱感が必要です。灸施術では熱さの程度を調節します。お灸の効果、目的に応じて痕がつく場合もあります。それは、火傷を作ることで異種蛋白体が作られ、体の免疫力が上がることが分かっています。必要な場合はなぜ痕のつくお灸をするのかをご説明してから行います。当院では、主に皮膚の上からかざす棒灸を使用します。ほとんど火傷することはなく痕がつきません。

 

Q.どのぐらいの間隔で、また何回ぐらい通えばよくなりますか?

個人差がありますのでひとくくりにはいえません。急性の症状でしたら2~3回で楽になります。自律神経失調症では、1週間に2回を2週、1週間に1回を3週続けて、7回ぐらいを一つの改善の目安としています。また、予防的に来院される場合は2週間から1か月に1回の来院が多いです。

伝馬町鍼灸院