自然の中に身を委ねる
最近、自然の中に身をゆだねたことありますか? 自然に中に身を委ねるとは、砂浜を歩いたり、自然歩道を歩いたり、山を登ったり、河原でただずんだり、川の中に足を入れたり、滝の近くで座ったり、大きな池でボートを漕いだり、魚釣りをしたりなどなど。
自然の中に身を委ね、体にあたる風、におい、目に入る光景、光の度合い、鳥のさえずりや波の音、川のせせらぎの音など、五感を働かせましょう。
五感を働かせるとことで、そこに意識が向きその現象と一つになります。一体感です。私たちは普段「個」として認識されますが、小宇宙は大宇宙と同じ構成で、大宇宙と小宇宙の区別、分離がなくなります。
私達は分離を経験すると恐怖感を抱き、一体感を得ると安心します。私たちは、見える世界から見ると分離していますが宇宙から見ると大宇宙から切り離された一瞬もなく常に大宇宙に抱かれています。
自然の中に身を委ねることは、まさに分離している自分が周りの自然とつながっている感覚です。
普段の生活では、そんな感覚を忘れ、目に見える世界に夢中になることで、その一体感を失い、「個」を演じます。個は分離された状態で恐怖を生み出し、それが持続すると体調が自然から離脱してやがては病気になってしまいます。
目に見える病気を作り出してしまわないように、定期的に自然の中に身を委ねましょう。
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伝馬町鍼灸院でございます。