当院のお灸で免疫力が強まる理由

当院のお灸施術で免疫力が強まる理由

お灸は、ヨモギを原料としたもぐさに火をつけ燃やし、その温熱刺激で皮膚にあるツボを刺激して健康の回復、維持、増進を図る中国伝統医学の1つの医術です。

 

お灸施術は、鍼や漢方薬と同様に西洋医学と違い、科学的な根拠に基づくような医術ではありませんが、3000年前から伝わる経験医学です。

 

それを踏まえて、当院のお灸施術で免疫力が強まる理由を以下のように考えております。

1.お灸の熱で冷えが改善して体温が上がる

お灸は「火」を使います。火のそばに体を寄せることで火の熱により、冷えが改善され、血液循環が良くなり体が温まり、体温が上がると同様に、火のついたもぐさを体に接触することで熱が体に浸透して冷えが改善され、血液循環が良くなり、体が温まり体温が上がります。体温が上がることで免疫力が強まると考えられます。

 

当院では、施術前後にわき腹、手足の体温を測定しますが、ほとんどの方が施術前よりも体温が上昇しています。

2.自律神経に作用し、免疫のバランスが良くなる

当院のお灸のやり方は古来から伝わる皮膚に火傷を創るようなやり方ではなく、温感を感じたあたりですぐに取り除くやり方です。

 

この刺激は皮膚の温度センサーを刺激して、それが脳にある自律神経の司令塔である視床下部に伝わり、その刺激の量により、視床下部から交感神経もしくは副交感神経に働きかけ、顆粒球、リンパ球、マクロファージの比率が改善され、免疫のバランスが良くなり免疫力が強まると考えられます。

伝馬町鍼灸院