ホットフラッシュの要因

女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、40歳ごろを境に乱高下しながら低下して、それに伴って月経周期が乱れて、閉経を迎えます。

エストロゲンは月経周期に影響を与える他に、脳や関節、筋肉、代謝など全身に作用していますので、その分泌の急激な低下は心身の様々な症状を引き起こす要因になります。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この両者のバランスによって保たれています。

自律神経は、ストレス、不規則な日常生活、食事、運動不足などによりバランスが乱れます。

自律神経の中枢は、脳の視床下部にあり、女性ホルモンを管理している部分と同じところにあり、自律神経の乱れが、女性ホルモンに影響を与えたり、女性ホルモンの異常が自律神経の乱れの要因になったりします。