「冷え」の見立てとしてお腹にある異状を最重要視します

お腹は、体の中心でもあり自律神経の影響を受ける内臓が多く集まっている部分です。
東洋医学では、部分に全体を診る、全体に部分を診るという考え方があります。
お腹を全身の縮図として捉え、全身にある「冷え」もお腹の縮図として捉えることができると考えております。
お腹を押してみると、痛い所、固い所、違和感のある所、気持ちが悪い所などがあります。東洋医学では、これらのお腹の異状を「積聚(しゃくじゅ)」と言います。これらの異状を「冷え」の目印とします。
お腹にある「冷え(積聚)」を背中にあるツボで解消します

お腹にある「冷え(積聚)」の位置を決めた後、お客様はうつ伏せになっていただきます。
背中を五行に分け、「冷え(積聚)」に相関する位置の中にあるツボを使用してお腹の張りや痛みを軽減させると同時に、体の熱の産生や循環力を高めてゆきます。
その後、再度お客様には仰向けになっていただき、目印となっている「冷え(積聚)」の張りや痛みの変化を確認します。
手足や頭のツボを使い、さらに「冷え(積聚)」を解消します。
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伝馬町鍼灸院でございます。