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冷え症 対策:食事の観点から


前回では、冷え症の原因のうち、ストレス解消法としてお勧めする「背中腹(せなかはら)呼吸法」をお伝えしました。なおこの呼吸法は、「はじめての呼吸法」雨宮隆太、橋逸郎共著 ベースボールマガジン社の本を参考にしました。今回は食事、飲食物の観点から冷え症の対策をお伝えします。

冷え症の食事、飲食物からの対策

このシリーズの、その3の所で食事、飲食物についてお話しました。

食べ方の異常には、拒食、過食、偏食があり、現代医学的な観方として食物の栄養素には、炭水化物、たんぱく質、脂肪、ミネラル、ビタミン、食物繊維があり、また食物を魚、肉、卵、大豆食品を第1群、牛乳、乳製品、海草、小魚を第2群、緑黄色野菜を第3群、淡色野菜、果物を第4群、穀類、芋類、砂糖、菓子類を第5群、油脂、脂肪の多い食品を第6群として分類しています。

一方からだの自然治癒力を引き出す東洋医学的な観方では、食べ物を陰、中庸、陽として陰性の食物は体を冷やす、緩める、夏や熱帯地方で取れるもの、葉っぱのもの、カリウムの多いもので、陽性の食べ物は、体を温める、締める、冬や寒冷地方に取れるもの、根っこのもの、ナトリウムが多いものとして分類しています。

また、丸ごと食べること、旬のもの、地元で取れるもの、加工するかしないかアルカリ性か、酸性かという観方もあります。

冷え症の対策として食事を考える時やはり、規則正しい1日3食が基本になります。食べ方としては、栄養バランスから1日30品目以上といわれますが、基本的には少量でもよいので、第1群から6群を意識しながらいろいろなものを取りいれればよいかと思います。

東洋医学的な観方では、食べ物は体を養う栄養素だけではなく、命のバランスを整える働きがあるといわれ、理想の食は中庸を保つ食物をメインにしながら、陰にも陽にも偏らない食べ方をすることです。基本は穀物を主体に季節の野菜、海藻類を食べることです。

摂取する割合は穀類、芋類、豆類を60%野菜、海草、加工品、調味料を25%、動物性食品、嗜好品を15%の割合で摂取することが良いとされています。

冷え症だからといって体を温める作用のある陽性の食物、たとえば、根菜類や肉類を食べることも大切ですが目的は陰陽のバランスのとれた中庸のからだにすることなので、中庸の食べ物、それが穀類を中心に取ることです。

特に玄米は理想の完全栄養食と言われています。普通の炊飯器でも玄米は炊けるのでぜひとも冷え症の対策として取り入れたいものです。玄米が食べにくければそれにかわる穀類や豆類、芋類を取りたいものです。

なお、冷え症の対策に漢方薬がお勧めです。漢方薬は、中国で発祥、発展した中国伝統医学の一種で植物の草根樹皮や動物、鉱物など自然界に存在する天然のものを組み合わせて作ったお薬です。

もともとは、煎じて飲むものですが最近ではエキス剤として医療用漢方製剤としてお医者さんで処方もされます。漢方薬は体質にあわせて処方されますのでお医者さんや漢方専門の先生にご相談下さい。

今回はこれでおしまい。



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