伝馬町鍼灸院健康通信 冷え症 対策:環境 その他の観点から

伝馬町鍼灸院健康通信
冷え症 対策 環境・その他の観点から

冷え症(冷え性)対策 環境・その他の観点から

今回は、屋外、屋内、日常生活、人間関係から冷え症の対策をお話したいと思います。
まず屋外ですが暑い時、よく汗をかきます。その汗が知らず知らずのうちに体を冷やしていることがありますので特に腰の辺りの汗はこまめに拭き取りましょう。

 

寒い日の外出の際には、手袋を皮製かニットでカバーし、首周りにマフラーなどをします。
靴はロングブーツでは足の筋肉が動かしにくいのでスニカーでよいかと思います。靴下は綿や絹などの天然素材がお勧めです。下着は締め付けの強いものやナイロンなどの化学繊維などは血液の流れを抑えてしまうのでお勧めできません。

 

スカートよりもパンツの方が足からの冷えを抑えることができます。屋内では、空気の調節に意識を起きます。夏の冷房、風呂上りに扇風機に当たることは冷えを作り出します。電気製品、特にパソコンの前に長時間座る場合は電磁波から守るためのエプロンをつけましょう。

 

明かりは蛍光灯よりも白熱灯を使いましょう。家の中の色も心理的に影響を与えます。できれば暖色系を使いましょう。暖房はあまり温度を高くせず、できれば床暖房が良いでしょう。

 

適当な加湿器を使い、肌を守りましょう。寝る時には冬には電気毛布を使うより湯たんぽを使用しましょう。あまり足が冷えるようでしたら靴下を履いて寝ましょう。

 

お風呂ですが昔から半身浴といって腰から下を低温のお湯に長時間入り下半身を温めることに全身を温める方法があります。お風呂から出るとき足に冷水をかけると良いと思います。頻繁の洗髪は冷える元になります。家の浴槽が狭ければ時々銭湯に出かけるのもよいかと思います。
また、足湯といって膝から下や、足首から下をお湯につけて暖める方法があります。一定の温度を調節できる健康器具も出ています。石鹸、シャンプーはなるべく中性の物を使いましょう。皮膚、髪の油分を取りすぎると返って冷えを招きます。

 

人間関係ですが、相手に対して愛すること、受け入れること、許すこと、感謝をすることを心がけましょう。できれば自分に対してもそうしましょう。不規則な生活習慣を改めたり、常用している薬を見直したりたばこなどの嗜好品についても、もっと意識しましょう。

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