緊張型頭痛に効果的なツボ
頭痛には、緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛のような慢性頭痛(一次性頭痛)とくも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎等など、原因となる病気に伴う頭痛(二次性頭痛)があります。緊張型頭痛は、年代を問わず起こり、頭全体が締めつけられるように痛むのが特徴です。同じ姿勢を長時間続けることで頭、首、肩に広がる筋肉のコリや張りや、不安やうつなどが原因で起こります。
頭が重痛いと感じられたら、以下のツボを刺激してみたらいかがでしょうか?(効果は個人差があります。また効果的なツボはこの限りではありません。)
位置:首の後ろ側、真ん中あたりにくぼみがあります。その左右に山のように盛り上がった筋肉があり、その筋肉のすぐ外側の髪の毛の生え際あたりに取ります。
由来:「天」は頭を指し、「柱」は。頭を支える柱という意味。頭を柱のような隆起している筋肉が支えているという意味。
効能:頭痛、後頚部のこわばり、めまい、鼻づまり、嗅覚障害、目の充血・腫れ・痛み、喉の腫れ・痛み。
後谿(こうけい)
位置:手を軽く握り、小指の付け根にできる皺(しわ)の下の大きな皺の末端のくぼみあたりに取ります。
由来:小指の付け根の後ろの陥凹部にあるツボという意味。
効能:頭痛、後頚部のこわばり、肩、腕の痛み、寝違い、ぎっくり腰痛、耳なり、目の充血、喉の腫れ・痛み。
崑崙(こんろん)
位置:外くるぶしのすぐ後ろ、アキレス腱の手前のくぼみあたりに取ります。
由来:崑崙は中国の神山、崑崙山から命名されたツボで、外くるぶしの大きな隆起をその山にたとえたもの。
効能:頭痛、めまい、後頚部のこわばりや痛み、背腰部の痛み、腹痛、下痢、難産、陰部の腫れ、痛み。
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