30代 男性 パニック障害による外食で吐き気が出る

来院

2020年 9月

症状

パニック障害 外食で吐き気が起こる

3年前に友人と外食した時に、急にに吐き気を覚え、それ以来外食を試みようとすると吐き気に襲われ、外食ができなくなる。病院で胃カメラ検査をしても異常が見られない。時々い息苦しい時がある。人がいっぱいいる所でも吐き気が出ることがある。夜勤もしており、特に夜勤明けの時の方が吐き気は強く感じる

施術内容

臍下3.5cmあたりに圧痛

仰向けで脈拍と腋窩、腹部(中脘)、頭部(印堂)、手(合谷)、足(太衝)の体温を測定し、中脘に9壮お灸を据え、腹部の圧痛を確認し、さらに左足三里にお灸9壮据え、再び腹部の圧痛を確認したところ臍の下3.5cmあたりに圧痛が見られ、腎癪と決めた。

背中にお灸施術を行っているところです

伏臥位で腹部の圧痛の部分に関連した部位から、純金の刺ささらない鍼でいくつかをツボで刺激して、1番の圧痛点を探し印をつけ背中での診断点として定めた、その後圧痛のある側の天宗にお灸を9壮据えた。

背中にお灸をしているところです

再度、純金の刺さらない鍼で、圧痛点のあるツボの変化を確認し、1番圧痛のあるツボを選び、そこへお灸を9壮据えた。

手三里にお灸施術

再度仰臥位になり、腹部の圧痛の変化を確認し、それに関連する経絡上にあるツボにお灸を行った。その後、左右の手三里の圧痛がある側にお灸をして、再度腹部の圧痛の変化を確認し、腹部の一番不快なツボへお灸を9回据えた。

わき腹、腹部、頭部、両手、両足の体温を測定して、施術前後の体温の変化を確認した後で、座位になり、肩にお灸を5回据えて施術を終了した。

使用経穴

中脘、L足三里、R天宗、L第3胸椎外側2寸あたり、R尺沢、左手三里、L腹結あたり

2診目'(初診より4日目):問診から夜勤明けに人のいっぱいいる社員の食堂で吐き気を催す。

3診目(初診より12目):食堂で吐き気があったが強度10から5に減った。

4診目(初診より20日目):友人と外食したが、吐き気はでなかった。会社の食堂で食べられるようになった。感覚的は吐き気の強度は10のうち4~3になってきた

5診目(初診より28日目):チェーン店のうどん屋さんで友人と出かけ30~40分いたが大丈夫だった。

6診目(初診より36日目):ハンバーガー屋さんで友人と食事をしたが食べれた。

7診目(初診より48日目):食堂で吐き気が出る。寝不足もあり、早く食べないとと気があせった。

10診目(初診より78日目):定食屋さんで食べれたが、食べている後半は不安が出てきた。量は少なめを頼んだ。

11診目(初診より86日目):会社の食堂ではもう大丈夫になった。うどん屋さんで食べても大丈夫だった。

その後2週間から3週間に1回継続的に施術をうける

考察

院長の顔写真

仕事体系が3交代制で、睡眠時間がばらばらで、仕事を終えた後の外食では吐き気が強く出るとのことだったので、外食する際には必ず睡眠を十分に確保してから出かけるようにアドバイスした。そして、できるだけ最初は食事後すぐに出られるようなお店を選んでもらい、徐々に難易度をあげていった。

 

施術前は、足が冷えていても背中のお灸施術だけですぐに足が温かくなることからそれほど冷えがないように感じられた。

 

定期的にお灸施術を受けるようになり、下半身に熱の巡りが良くなり、こもりがちな頭部の熱も緩和され、熱の巡りが良くなり改善につながった。

 

現在は、食堂での食事では、普通に食事ができているが、外食に関しては、体調を整えたうえで行くように指導している。

 

継続的にお灸施術を受けることで回復が早く、現在32~3週間に1回の割合でお灸施術を継続的に受けて、症状はほとんど安定している。

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パニック障害

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