良性発作性頭位めまい症、肩こり 60代 女性 主婦  

来院

2021年 12月

症状

右側に向けるとめまいがする

先月あたりがら、右側の耳に圧迫感、音が響く、自分の声が響くことが出てきた。それと同時に右側に顔を向けるとふわっとしためまいが出るようになり、右側に顔を向けるのが怖くなった。

脳神経外科では異常はなく、耳鼻科に行き、眼振を検査したら動いていると言われ、薬をもらった。薬を飲んで少し良くなった気がする。

今までもめまいを感じたことはあったがすぐ良くなっていたので気にとめていなかった。

思い当たる原因として、2人目のお孫さんが8か月前に生まれ、1人めのお孫さんのお世話に時間を費やすことが多くなったことでストレスを感じているとのことだった。

娘がここの施術所をみつけてくれて、来院を決意した。

施術内容

臍上3.5cmあたりに圧痛

仰向けで脈拍と腋窩、腹部(中脘)、頭部(印堂)、手(合谷)、足(太衝)の体温を測定し、中脘にお灸を据え、腹部の圧痛を確認し、さらに左足三里にお灸を据え、再び腹部の圧痛を確認したところ臍の下1cmあたりに圧痛が見られ、脾積と決めた。

背中に純金でツボの反応を調べている所です

伏臥位で腹部の圧痛の部分に関連した部位から、純金の刺ささらない鍼でいくつかをツボで刺激して、1番の圧痛点を探し印をつけ背中での診断点として定めた、その後圧痛のある側の天宗にお灸を据えた。

背中にお灸をしている所です

再度、刺さらない純金の鍼で、圧痛点のあるツボの変化を確認し、1番圧痛のあるツボを選び、そこへお灸を据えた。

腹診

その後、再び仰臥位になっていただき、手足の冷え感を確認した後、腹部の圧痛の位置を確認し、その経絡に関連する部位から反応のあるツボを選択し、お灸を施した。再度腹部の圧痛を確認したあと、体温を測定し、座位で右肩にお灸を据えて施術を終了した。

使用経穴

中脘、右足三里、左天宗、8,9椎間の左2cmあたり、右三陰交、右手三里、右肩井

施術経過

2診目(初診より5日目):1回目の施術でめまいが少し楽になった。耳鼻科に行くとまだ眼振はあるといわれた。肩こり感は感じる。腎積で対応

3診目(初診より12日目):めまいが最初を10とすると3までに減った。肩こり感はある。血圧がやや高め。腎積で対応

4診目(初診より18日目):めまいは最初を10とすると2までに減少。肩こりはあまり感じない。頭もすっきりしてきた。ふわっとするが基本的には大丈夫な感じになった。緊張感が緩んだ感じがする。肺積で対応。

 

考察

院長の顔写真

過去にも気にならない程度のめまいを感じていたが、今回2番目のお孫さんが生まれたために1番目のお孫さんのお世話をするようになり、今までと違った生命エネルギーの使い方をしたために生命エネルギーが消耗し、めまいの原因になったと思われる。

まだ発症してそれほど時間も経過していないこと、薬の効き目が功を奏し、相乗的に良い方向に進み早い段階でめまいが解消された。

 

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めまい

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