
こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院 院長の川添です。
9月21日、当院にてお灸教室を行いました。今回は、2人参加していただきました。
今回も和気あいあいと楽しい時間を共有させていただき、感謝申し上げます。
お二人ともお灸に対して大変興味をもっていただいて、たくさんのご質問を受けました。
お灸は、もともと中国を発祥の地として、日本には約6世紀頃、仏教伝来とともに遣隋使、遣唐使さん達によって日本に輸入されました。
その頃、大宝律令の制定により、医疾令が制定され鍼や漢方薬と共にお灸は医師が医学として使い始めました。最初は貴族の方の医療として使われていました。鎌倉時代には、お坊さんが医師を兼任し庶民に普及に努め、時代を経るにしたがって江戸時代になると、庶民の方が健康の回復、維持、増進ためにに盛んに行うようになりました。
明治時代に入ると、西洋医学が正当な医学として制定され、それまで主流でしたお灸、鍼、漢方薬は衰退の一途を辿りました。
戦後になるとますます西洋化の時代になり、お灸は熱い、痕が残るなどの理由から一般の方に受け入れられにくくなりました。
しかし、その熱い、痕が残るお灸を改良した台座を付けたお灸が作られ、少しずつ脚光を浴びるようになりました。
ただ、やはり台座のついお灸でも、初めての方にはどう扱ってよいかわからないことが多いです。
そこで当初お坊さんが庶民に普及させたように、プロである私たち鍼灸師がお灸の伝導者であるべきでだと思っています。
少しでもお灸の良さをお届けしたいという思いでお灸教室を開催しております。
お灸教室に参加されるとご自身でお灸を据えられるようになります。
次回は、11月16日日曜日午前10時から、当院で行います。参加費は6,600円(税込み)です。
お灸教室に参加されたい方は、当院にお電話0532-63-6093もしくはLINEを登録していただき、「お灸教室参加希望」とメッセージを送っていただくか、お灸施術を受ける時にでもお伝えください。
参加された方のアンケート
豊橋市 女性 44歳 主婦

豊橋市 女性 59歳 自営

お電話ありがとうございます、
伝馬町鍼灸院でございます。