ぼつぼつツボで養生しませんか? アレルギー性鼻炎に効果的なツボ

ぼつぼつツボで養生しませんか?

今回は、アレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎は、アレルギーの原因となる物質によって、鼻の粘膜が刺激され、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が発作的に起こる病気で、通年性と季節性アレルギー性鼻炎に分けられます。
通年性は、室内のホコリ、ダニ、カビ、ペットの毛などで季節に関係なく起こり、季節性は、花粉症のような特定の季節に起こるものです
予防策として、通年性は、寝具を清潔に保つ、掃除機は念入りに行う、室内の温度、湿度を適度に保つなど、季節性は、花粉に触れないよう、外出時には、マスク、帽子、花粉症用の眼鏡、花粉が付きにくい表面が滑らかな服装を心掛けましょう。
アレルギー性鼻炎かなと思いましたら、以下のツボを試してはいかがでしょうか?(効果は個人差があります。また効果的なツボはこの限りではありません。)

迎香(げいこう)

迎香(げいこう)

 

位置:鼻の両脇で、小鼻の開いた根本のすぐ横あたり、皺(鼻唇溝)の中に取ります。

 

由来「迎」は、迎える、「香」は、香りの意味。香気を迎え入れるの意味。

 

効能:鼻炎、鼻づまり、鼻水、鼻血、蓄膿症、顔面のむくみ、頭痛など。

風池(ふうち)

風池(ふうち)

 

位置: 後頭部の髪の毛の生え際、後頭部の真ん中のへこみと、耳の後ろにある骨の出っ張りを結んだラインの中間あたりに取ります。

 

由来:「池」は浅い溝の意味。ここに風邪が好んで集まるので、この名前がつけられました。

 

効能:鼻づまり、頭痛、偏頭痛、首の後ろの痛み、寝違い、めまい、目の病、耳の病など。

足三里(あしさんり)

足三里(あしさんり)

 

位置:膝蓋骨(ひざのお皿)のすぐ下外側のくぼみから指幅4本分下がったところで、 脛のやや外側のくぼみに取ります。

 

由来:「里」は、集まる、通ずるの意味。三は膝の下3寸の意味。手の三里と区別するため、「足」を付けています。

 

効能:鼻づまり、消化器系の病全般、足のむくみ、蕁麻疹など。

伝馬町鍼灸院