ツボ 三陰交(さんいんこう)

ツボ 三陰交(さんいんこう)

ツボ 三陰交(さんいんこう)

位置

内くるぶしの中心から、指幅4本分の所で、骨の後ろ際に取ります。

由来

「交」は交わるの意味。「三陰」とは、肝の蔵(ぞう)、脾の蔵、腎の蔵に関連する経絡の意味。3つの蔵に関連する経絡が交わる、という意味。

所属経絡

足の太陰脾経

主な効能

  1. 本経の循行の病症:足の痺れ、麻痺、足膝の腫れ痛み、足の冷え、こむらがえり、陰部・大腿内側の痛みなど
  2. 顔面部、五官の病症:喉の腫れ痛み、鼻血、舌のこわばりなど
  3. 内臓の病症:消化器系:下痢、排便困難、嘔吐、しゃっくり、お腹の張り、胃の痛み、消化不良、お腹が鳴る 黄疸、むくみ、からだが重だるいなど。   循環器系:動悸、胸部の不快感、胸焼け、胸の痛みなど  呼吸器系:喘息、咳、極度の疲労  泌尿生殖器系:尿漏れ、排尿困難、膀胱炎、前立腺肥大、インポテンツなど  婦人科系:月経不順、月経痛、おりもの、不正出血、妊娠中毒症、不妊、子宮下垂、更年期障害など
  4. 精神の病症:不眠、物忘れ、心悲しいもの、てんかん、多夢、精神疲労など
  5. その他の病症:皮膚の病、蕁麻疹、糖尿病など、

伝馬町鍼灸院