ぼつぼつツボで養生しませんか? 眼精疲労に効果的なツボ

ぼつぼつツボで養生しませんか?

眼精疲労は、目が疲れる・ぼやける・かすむ、目が痛い、充血するなどの症状が休息しても回復することがなく、肩こりや頭痛など身体的症状を伴う病です。症状としては、上記の他、目が重い、しょぼしょぼする、まぶしい、涙が出るなど、体の症状として、倦怠感、めまい、吐き気などがあります。原因としては、視器要因として、近視・遠視・乱視などの屈折異常、老眼ななどの調節異常、ドライアイ、緑内障、白内障など目の疾患によるもの、環境要因として、パソコン、スマホなどの画面の見過ぎ、部屋の明るさ・乾燥など、心的要因として、ストレス、神経症、自律神経失調症などがあります。対策としては、目の病気がないか検査する、眼鏡・コンタクトレンズがあっているかチェックする、目の周りを温めたり、冷やしたりする、目を休める時間を作る、部屋を明るくする、ストレスを軽減するなどです。目の異常を感じた時には以下のツボを試してはいかがでしょうか。(効果は個人差があります。また効果的なツボはこの限りではありません。)

風池(ふうち)

風池(ふうち)

 

位置:後頭部の髪の毛の生え際、後頭部の真ん中のへこみと、耳の後ろにある骨の出っ張りを結んだラインの中間あたりに取ります。

 

由来:「池」は浅い溝の意味。ここに風邪が好んで集まるので、この名前がつけられました。
効能:目の病、頭痛、偏頭痛、首の後ろの痛み、寝違い、めまい、目の病、鼻づまり、耳の病など。

攅竹(さんちく)

攅竹(さんちく)

 

位置:左右の眉毛の内側下端のへこみあたりに取ります。

 

由来:「攅」は集合する、密集するの意味。攅竹は、眉毛が竹のように密集している、の意味。

 

効能:目の症状全般、頭痛、顔面麻痺、痔の痛み、項部のこわばり、坐骨神経痛など。

光明(こうめい)

光明(こうめい)

 

位置:足の外くるぶしの頂から、膝に向かって指5本分上がった所あたりに取ります。

由来:「光」は光、輝きという意味。「明」は明らか、とおる、あかしの意味。光明は目に光明を与えるの意味。

 

効能:目の症状全般、乳房の腫れ痛み、偏頭痛など。

伝馬町鍼灸院