2019.8.18 お灸教室 お灸で温活しましょう

お灸教室に参加されたお客様

こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院の川添です。

 

2019年8月18日 当院にてお灸教室を開催しました。

 

今回は、お灸の簡単な歴史、よもぎについての座学の後、ご自身で作ったもぐさで、ほうろく灸を一緒にやりました。

 

ほうろく灸は夏の土用の時期に行うお灸で、夏バテの防止、熱中症の予防、その他、健康長寿を願って、よくお寺で行われています。もともとお坊さんの修行の1つとして行われていたそうです。

 

ほうろくのくぼんだ方を頭に設置して、もぐさを頭の頂きあたりに置いて点火します。最初は熱感を感じませんが、もぐさが燃え終わる頃にほうろくが熱を持ち、頭のてっぺんからじわじわと熱感が伝わってきます。熱すぎるので時々ほうろくを頭から離し、頭が冷めてきたら頭に設置します。

 

終わった後は爽快感があります。

 

残りのもぐさを使って、合谷というツボににんにく灸もしましたが、写真を取り忘れていしまいました。

 

お灸教室は、また開催します。その時にはLINEでお知らせします。

写真は左右にスライドできます

ほうろく灸

頭にほうろくをのせ、頭のてっぺんあたりにもぐさをのせ、点火します。じんわりともぐさの熱感がほうろくを通じて、頭のてっぺんから浸透してきました。

湧泉(ゆうせん)へのお灸

湧泉は、足の裏で指を足裏側に曲げると窪みができます。そこが湧泉です。効能は、冷えやむくみ、頭痛、めまい、動悸、胃の痛み、下痢、不眠などかなり適応の広いツボです。

太白(たいはく)へのお灸

太白は足の親指の後ろにある大きな骨の後ろある窪みに取ります。ここのツボは主に胃痛、下痢、便秘など消化器のトラブルによく使います。

棒灸を使ったお灸

棒灸を器具に差し込み取っ手を持って患部を温めます。

棒灸のお灸

棒灸は、ツボを温めるというよりも面を温めるようにします。筋肉疲労、筋肉痛、冷えなどによく使われます。

三陰交(さんいんこう)へ火を使わないお灸

火を使わないお灸もあります。上に張り付けてあるシールをはがすと発熱する仕掛けになっています。温かさは3~4時間ぐらい持続しますので、事務仕事などで足が冷える時に使用するとよいでしょう。


ただ、皮膚の弱い方は低温やけどをする可能性がありますので、1~2時間ではがしてください。

三陰交は、女性のホルモンバランスを整えてくれるツボです。女性には絶対知っていて損のないツボです。

参加された方のアンケート

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伝馬町鍼灸院