2021.7.25お灸教室 お灸の基礎

お灸教室に参加されたお客様

こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院 院長の川添です。コロナの再燃が懸念される中、東京オリンピックが始まりましたがいかがお過ごしでしょうか?

 

当院もコロナ禍ではありますが、25日、当院にてお灸教室を行いました。3名の方に参加していただきました。

 

私にとって、今回は全員初めてお会いする方ばかりでしたが皆さん、熱心に体験していただきました。

 

私も少し熱が入ったためか、写真撮影がいつもより少なくなってしまいました。

 

お灸教室では、お灸の簡単な歴史を始め、もぐさの作り方、ツボとは、ツボの取り方、台座のついたお灸のやり方、据え方、ツボにお灸を据える、棒灸の使い方、火を使わないお灸の使い方などお伝えします。

 

お灸教室でお伝えするツボは、日ごろから鍼灸師が良く使うツボで、誰でも据えても健康を維持、増進できる基本的なツボです。

 

お灸教室に参加していただくと誰でも、ご自宅でできるようになります。8月22日は定員になりました。9月19日は3名募集中です。

 

ご興味のある方は、当院のLINEもしくはお電話で「〇月のお灸教室希望」とご連絡下さい。お待ちしております。

 

 

写真は左右にスライドできます

もぐさ作り

最近では、すり鉢、すりこ木があるご家庭が少なくなりました。乾燥したもぐさをコーヒーミルで挽いてももぐさは創れますが、繊維が切れてしまい触れた感触がすり鉢で引いたものよりもややゴワゴワします。

合谷(ごうこく)へしょうが灸

乾燥したヨモギの葉っぱから作り出されたもぐさを使って合谷(ごうこく)へショウガ灸(皮膚のうえにスライスしたしょうがをのせ、その上にモクサを載せて火を付けます。じんわりと温かく感じ、ショウガの成分である

足三里(あしさんり)へのお灸

足三里は、膝のお皿の外側すぐ下にある窪みに指4本そろえて外くるぶしに向かったラインの小指あたりあるツボです。

足三里へのお灸

このツボは万能のツボで、健康の回復、維持、増進には欠かせないツボです。医師の志免太郎先生は、104歳まで現役で108歳で他界しましたが、50数年間毎日ここの足三里にお灸を据えていたそうです。

太白(たいはく)のツボへのお灸

太白は、足の甲と裏の境目で、親指の後ろにある出っ張った骨のすぐ後ろの窪みにあるツボです。

太白へのお灸

主に、胃腸のトラブルや倦怠感、気分のふさがりなどに効果があります。ツボは経絡(けいらく)といって気の流れ道、線路のようなラインがあり、そのラインは内臓と結びついています。太白は、足の太陰脾経という経絡上にあり、胃腸とつながっています。

器具を使っての棒灸 

棒灸は、円筒状のもぐさです。器具を使うことにより首や肩、手足の筋肉の痛い所を温め、血行を改善します。。

取っ手を取り付けての棒灸

取っ手を取り付けると器具が熱くなっても安心して使うことができます。

三陰交(さんいんこう)火を使わないお灸

火を使わないお灸です。2時間ぐらい張り付けておけるので、デスクワークや家事など足の冷え、疲労、コリなどに対して持続的に刺激を与えるので、便利なお灸です。夏は冷房によって足が冷やされるので冷え症の方にはお勧めです。

よもぎ干し

ヨモギの葉っぱの天日干しには、写真のようなネットを使うと便利です。ホームセンターで販売されています。晴れた日に10日ほど、一日中天日干しをして乾燥させます。乾燥させたもぐさはビニールの袋に入れて保存します。

参加された方のアンケート

E.H様 男性 43歳  豊橋市在住

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M.T様 女性 50歳 豊橋市在住

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T.M 様 女性 44歳 豊橋在住

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伝馬町鍼灸院