2020.1.19 お灸教室 お灸の基礎

お灸教室に参加されたお客様

こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院の川添です。

19日、当院にてお灸教室を開催しました。

お灸の簡単な歴史から始め、お灸の原料であるヨモギについて、もぐさの作成、作成したもぐさを使ってのショウガ灸、お灸のやり方の種類、ツボのとは、ツボの取り方、台座のついたお灸の使い方、据え方、棒灸の使い方及び棒灸での皮膚刺激、火を使わないお灸の使い方、据え方をコンパクトに2時間にまとめてお伝えしました。

 

お灸は、知らないとなんだか怖い、熱い、自分でできないと思われがちですが、知ってしまえば誰もが簡単にできる養生術です。江戸時代には、庶民の間で盛んに行われていました。

 

参加者全員が、ちゃんとツボを自分で取り、自分でお灸をすることを体験しました。

 

中国出身の方も参加され、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

お灸の温もりは、私達のハートさえも温めて笑顔にしてくれます。

 

参加者全員の素敵な笑顔がお見せできなくて残念です!!

 

次回は、2月16日日曜日の午前10時半からです。残り1名の募集です。参加費は無料です。参加希望の方は、お電話 (0532)63-6093

若しくはLINEを登録して、「お灸教室希望」とメッセージを送って下さい。

 

写真は左右にスライドできます

もぐさの作成

もぐさの原料は「よもぎ」です。ヨモギの葉っぱの裏にある綿毛を寄せ集めたのがもぐさです。ヨモギを6~7月頃摘み取り、乾燥させ、それを粉々にして、すり鉢ですりつぶすとともぐさが出来上がります。

合谷(ごうこく)へのショウガ灸

スライスしたショウガを合谷にのせ、その上に作成したもぐさをのせ、点火します。ゆっくりと燃焼し熱がほんのり伝わってきます。

足三里(あしさんり)へのお灸

足三里は万能のツボです。当院でもよく使用するツボです。

太白へのお灸

東洋医学で言われ「脾」の働きを良くします。主に消化器に良い影響を与えます。

太衝へのツボ

太衝は、東洋医学で言われる「肝」の働きを良くします。肝臓の働きを強めたり、目の症状やストレスからくるイライラなどに効果があります。

棒灸を使ったお灸 その1

棒灸は、それほどツボにこだわりなく、患部を面で捉えて温めます。熱量が多く、冷えている所を温めるには最適です。

棒灸をつかったお灸 その2

胃腸を整える足三里に棒灸をすることで胃腸が丈夫になります。

参加された方のアンケート

たえさん 女性 50歳 豊橋市在住

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H.Mさん 女性 52歳 豊橋市在住

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Yさん 女性 33歳 豊橋市在住(中国出身)

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伝馬町鍼灸院