水虫に効果的なツボ
水虫は、白癬菌というカビ(真菌)の一種が手足の皮膚の一番外側の角質層に感染しておこります。足の水虫では、現れる症状によって、指の間がジクジクしてふやける趾間型、足のうらや淵の床に接するあたりに水ぶくれのできる小水疱型、足の裏全体が固くなり、ひび割れしたり、粉がふたりする角質増殖型、爪に白癬菌が入り込む爪白癬があります。夏には、かゆみを伴う趾間型や小水疱型が多いです。水虫がひどい場合は皮膚科を受診しましょう。日常生活で心掛けることは、靴を履いている時間をなるべく短くすること、毎日足を洗うこと。ただし、軽石やナイロンで強くこすり足を傷つけると白癬菌が入り込みますので優しく洗います。軽い水虫の場合には以下のツボを試してはいかがでしょうか。(効果は個人差があります。また効果的なツボはこの限りではありません。)
八風 (はちふう)
位置:足の甲側、第1~5指間、指のまたの後方に取ります。片方の足に4つあります。
効能:水虫、足の甲の腫れ痛み、月経不順、頭痛、歯痛、足指のチアノーゼなど。
気端(きたん)
位置:足の十指の先端、爪から2~3mm離れた所に取ります。片方の足に5つあります。
効能:水虫、足の甲の腫れ痛み、脳卒中の救急措置、足の指の痺れなど。
湧泉(ゆうせん)
位置: 足の裏の中央より少し前で、足指を足裏の方へ曲げたときにできるくぼみに取ります。
由来:「湧」は水が噴き出すこと。「泉」は、近寄り噴き出す水のこと。生きるためのエネルギーが泉のように湧き出るツボの意味。
効能:水虫、体がだるい、疲れやすい、体の冷え感、頭痛、めまい、喉の痛み、咳、動悸、下痢、浮腫、不妊、健忘、高血圧、体全体を整えるなど。
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