こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院の川添です。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、愛知県でも独自の緊急事態宣言が発令されましたね。
まだ終息が全く見られず、連日の報道に翻弄され、不安が募る日々を送る生活が続きます。
社会的な制限に対して、私達にはどうすることもできませんが、自分たちでできることに焦点を当てれば、いくつかの対策ができるはずです。
そこで、今回、皆様が少しでもご自身の健康を守るための対策について、いくつかの提案をさせていただきました。
この中からご自身に合った対策やこれらをヒントに、ご家族の健康を守る対策も実行していただければ幸いです。
イラストや写真がなく、文字だらけで読みずらいかもしれませんが、緊急に作成したため、ご了承くださいませ。
ストレス対策
状況が長引けば長引くほど、ストレスが溜まってきます。そこで、ご自身ができるストレス対策をご紹介します。
1.テレビなどの報道にくぎ付けにならない
テレビ、新聞、スマホなどからのニュースは私たちの恐怖心を煽らんばかりに、時には重箱の隅を突っつくように大げさに報道することがほとんどです。
それに、そのニュースは私達に直接関係ない報道か、自分では対処できない情報に偏っています。
そんな報道ばかり耳にしていると、私達の精神は緊張しっぱなしです。
無駄な緊張を自分で創ってしまわないように報道にくぎ付けにならないようにしましょう。
2.それってわたしにとってどんな意味があるのか、自分自身に質問を投げかける
恐怖、心配、不安などの気持ちは、さらに思考をネガティブにさせ、恐怖感が上塗りされてゆきます。そんなループを断ち切るために、ご自身にこのような質問を投げかけてみて下さい?
「この○○という事実は私にとってどんな意味があるの?」
物事には深く考えると、何らかの目的があったりします。
恐怖、不安、心配から離れて、上記の質問を問いかけてみて下さい。考えている時間は少なくとも恐怖や不安、心配は感じていないはずです。
なかなか答えはで来ないでしょう。でも、深く考えると意外とご自身だけの対策法がみつかります。
見つかれば後はそれを実行しましょう。
3.思考を変える
4.軽めの運動をする
身体を動かすことは、ストレス発散につながります。
自宅でもできる運動のポイントは、単純な動きの繰り返しです。
なぜかというと、単純な動きの繰り返しは、脳内伝達物質のセロトニンを増やすからです。
セロトニンは、交感神経を高める神経伝達物質であるノルアドレナリンを抑制し、気持ちを安定させてくれます。
一番手軽なのは腹式呼吸法です。腹式呼吸も呼吸筋を使う立派な運動法です。当院では、3秒吸って2秒止めて10秒かけて吐く腹式呼吸法をおすすめしております。こちらのページをご参考にしてください。
その他、気功体操の一つであるスワイショウもお勧めです。スワイショウには、手を前後に手を振るスワイショウと回転のスワイショウがありますが、最初は、手を前後に振るスワイショウが良いでしょう。
コチラのページをご参考にしてください。
また、外でのウォーキングもストレス対策になります。当院がお勧めするウオーキングはインターバル速歩です。これは、3分なら3分、早歩きと遅歩きを交互に行うウォーキングです。通常のウォーキングをよりもエネルギー消費が高く、メリハリをつけることで自律神経にも良い影響を与えます。
5.足元を冷やさない
私達は、恐怖にさらされると、それを避けようとして、大地とのつながりを弱め、生体エネルギーを後ろ上に引ぎあげる傾向があります。
それゆえ、足が冷え、肩から頭にかけて熱がこもり、その結果、肩こりや首コリを始め、脳にある自律神経の視床下部や脳内の神経伝達物質の正常の機能に乱れが生じ、イライラや怒り、不安、恐怖がさらに強化されてしまいます。
そのならないためにも、上記の運動や足湯をやって下半身に熱を補うことで頭部の熱を下に下ろすことができます。
足湯も是非やってみて下さい。
6.鏡を見て笑う
笑いの効果は、科学的にも免疫を上げることがわかっています。お腹を意識して笑うようにすると腹式呼吸にもなります。
お勧めなのは、鏡を見て笑う方法です。鏡を見ながら、口角を上げ、目を細めることで笑顔が作れます。
そしてお腹を意識してワッ、ハッハ、ハッハ、ハッハと笑います。
愉快でなくでも無理やり笑っても、脳は面白いと勘違いしてくれ、興奮作用のあるノルアドレナリンの過剰反応の抑えてくれます。
睡眠について
睡眠は単なる心身の疲労を回復させる働きがあるだけではなく、免疫を上げる働きがあります。
免疫力を上げるには時間と質、両方大切です。
睡眠時間は、短すぎても、長すぎてもよくありません。7時間前後はとりたいものです。
睡眠の質に関して、特に寝始めの90分が大切だと言われています。
入眠は、深部体温が下がることで起こります。深部体温を下げるために就寝時間の90分前にお風呂に入ることがよいとされています。体を一時的に温めることで深部体温が上がりますが、体は元の体温に戻ろうとしますのでその戻る過程を利用して深部体温を効率よく下げることができます。
寝床に就いても眠れない場合は、寝床から出て、体を軽く動かしましょう。寝床はあくまで寝床ですので、眠くなったら寝床に戻るようにしまししょう。
眠れない時には、スマホやパソコンを使用せず、本を読んだり、音楽を聴くようにしましょう。
食事について
追伸
今現在は、日本を始め、世界が出口の見えないトンネルの中にいます。でも、トンネルにはかならず、出口があるはずです。
トンネルの中は、決して悪いものではありません。今まで普通の生活に慣れてしまっている私たちの生活に、何かを示唆してくれているものがあるはずです。
今から出口を出た時を想像し、どんなことをしたいか計画をたて、ワクワクした気持ちを持ち続けましょう。
お電話ありがとうございます、
伝馬町鍼灸院でございます。