7月21日、当院にてお灸教室を開催しました。今回は、親子様でご参加していただきました。楽しいお時間を共有させていただき感謝申し上げます。
日本には、土用の丑の日にウナギを食べる風習がりますが、もう一つあります。それは、焙烙(ほうろく)灸です。
焙烙灸は、素焼きのお皿を頭にのせ、その上に直径2.5センチぐらいの円錐状にしたもぐさをのせて行うお灸です。
弘法大師が中国から伝えたとか、昔、武将が夏負けしそうな時に兜の上からお灸を据えたところ全快したといういわれもあります。
夏バテ防止、頭痛の予防、中風(脳卒中などの脳血管障害)の予防の目的でよくお寺で、年中行事として行われることが多いです。
焙烙灸の熱感を感じるあたりに百会(百会)というツボがあります。このツボの効能として、自律神経を整えるツボとして鍼灸師でも良く使うツボの一つです。
焙烙灸は、最初は熱を感じませんが、焙烙に熱が伝わるにしたがって頭の頂がじんわりと熱さがしみてくる感じを受けます。
次回のお灸教室は8月18日です。ご自身でモグサを作っていただき、次回もそれを使って焙烙灸を行います。
参加費は税込み6050円です。3名募集しています。当院にて行います。
LINEを登録していただき「8月のお灸教室希望」と送信してください。定員になりしだい締め切ります。
お電話ありがとうございます、
伝馬町鍼灸院でございます。